相談したいことがあると言われていた筈なのに、僕らは今アメリカンダイナーみたいな内装の店でスペアリブを食べている。

スペアリブ美味しいなあ。

「シムさん、スペアリブ美味いですね!」

チョン ユンホさんはハムスターのように頬をふくらませてスペアリブを頬張っている。

「あの…そのシムさんていうのやめてください。チャンミンでいいですから。それに、僕のほうが歳下ですから敬語もやめてください。」

「じゃあ、お言葉に甘えて、チャンミン。俺のことはユノって呼んで。」


ドキン!

言葉遣いが変わっただけでこんなにも雰囲気が変わるものなのか。

なんとなく仕草も変わったような気がする。

さっきまで少年のような感じだったのに、なんか、…エロい。

苦しいくらいに鼓動が激しい。

顔が熱い。

「チャンミン、どうしたの?顔が赤いよ。」


てててて手が!

僕の頬を撫でている!

もうだめだ…






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