僕と彼の関係は世間ではまだまだマイノリティに属する。


お互いに家族や仲間がいる以上、自分達だけよければいいというわけにはいかない。



何も言わずに彼から離れるのは無理だと悟った。


だって、探し出しちゃうんだもん。


僕の仕事が何なのか教えてなかったのに、Webサイトまで突き止めるなんて。


雨が降る防波堤に迎えに来られて、もうこれは僕らは離れちゃいけないんだなと痛感した。


そして、同時にやはりこの人が好きだと感じた。


ずっと側にいたい。


そのためにはクリアできるものは全てクリアしなくては。


ソウルと仁川を行き来する生活になったけれど、彼のお父さんが僕に突きつけた言葉に対する返事は未だにできずにいた。





にほんブログ村 BL・GL・TLブログ 二次BL小説へ
にほんブログ村