「お待たせしました。」
おやつが運ばれてきた。
「「「「……………」」」」
四人はテーブルにセットされたおやつをじっと見つめています。
「…すごい…」
最初に喋ったのはドフン。
「ねえ、すごいっ!」
「あっ!よく見ると全部違う!」
「父上とお父様のは羽がある!」
緊張していたはずの双子たちはキャッキャしながら四つの皿を見比べています。
「本日は父子四人でのおやつとお聞きしまして、我等頑張りました。」
文句など言わせないと言わんばかりのドヤ顔をしている。
小さめのスポンジケーキに山盛りのデコレーションが施されていて、しかも四人それぞれに違う仕上がりだった。
「すごく綺麗~父上、お父様、早く食べよう?」
自分とユノの皿には羽がデコレーションされていることを知り、耳が真っ赤になっているチャンミンを見てクスクス笑いながら、ユノは運んできたパティシエに言葉をかけた。
「今日は一段と楽しいおやつになりそうだ。ありがとう。下がっていいよ。」
パティシエは恭しくお辞儀をしてサンルームから出ていった。
「さ、食べようか。」
「「いただきまーす」」
王子たち、緊張はとれたのかな?
おやつが運ばれてきた。
「「「「……………」」」」
四人はテーブルにセットされたおやつをじっと見つめています。
「…すごい…」
最初に喋ったのはドフン。
「ねえ、すごいっ!」
「あっ!よく見ると全部違う!」
「父上とお父様のは羽がある!」
緊張していたはずの双子たちはキャッキャしながら四つの皿を見比べています。
「本日は父子四人でのおやつとお聞きしまして、我等頑張りました。」
文句など言わせないと言わんばかりのドヤ顔をしている。
小さめのスポンジケーキに山盛りのデコレーションが施されていて、しかも四人それぞれに違う仕上がりだった。
「すごく綺麗~父上、お父様、早く食べよう?」
自分とユノの皿には羽がデコレーションされていることを知り、耳が真っ赤になっているチャンミンを見てクスクス笑いながら、ユノは運んできたパティシエに言葉をかけた。
「今日は一段と楽しいおやつになりそうだ。ありがとう。下がっていいよ。」
パティシエは恭しくお辞儀をしてサンルームから出ていった。
「さ、食べようか。」
「「いただきまーす」」
王子たち、緊張はとれたのかな?