ディストピアの王フルコン | おみみがとろけるぶろぐ

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ピルスラにやられた

ピルスラ作品はParadiseシリーズは全てプレイしたけど、本来私みたいな耐性ない者がやってはいけないゲームメーカーだなと思ったので、もう手を出さない方がいいだろうと思ってた。

でも!ディストピアの王のキャスト発表があって、冬ノ熊肉さんが主人公で他にも昼間真昼さん、久喜大さん、河村眞人さん、という、シチュCD大好きな私としては、これは買わなければ!という使命感で買ってしまいました。

 

予約して買ったんだけど、仕事始めてから規則正しい生活を送るようになり、深夜にゲームするのが難しくなったり、気持ち的にもボブゲはやりたくなくなってしまった。(積んでるゲーム多いので困った。東京24区、ピタパン、悪卵、魔天魔、古いけどメビウスとか鳩血など)

 

そんな中、意を決してプレイ!

 

まず主人公の桐久がポジティブバカでとにかく自分に自信があるし、本当に見た目もかっこよくて、ザ・主人公って感じで、うわああ、こんな子なのに過去にすごい辛いこととかあるんだろうなあ、そのギャップに惹かれるとかそういう感じなのかなー、と思ってたけど、家庭も円満で良い環境でスクスク育った感じの子だった。

ボブゲの主人公の生い立ちって悲惨なこと多いけど、桐久は良いところのお坊ちゃんみたいな感じ。

 

近未来のお話なんだけど、バンドのサクセスストーリーなのか?みたいなところから始まるので、あんまり近未来感はなく進めていってたら、ちゃんと最後のオチで近未来感はあったっていうか、半佐と庵士のルートと水明と李京ルートでは雰囲気が違いすぎた。

 

半佐→庵士→水明→李京の順に攻略。

攻略前の印象としては、水明はパのタカラを思い出すのと、李京は中の人的に絶対ヤバい奴じゃん・・・ということで、水明と李京に警戒しながらプレイスタート!

 

半佐は見た目がワイルドでかっこいい!

そして桐久の事が大好きで優しくて大型わんこ系。

この2人のルートはピルスラの割に平和に終わるので、最終的にこのルートが1番好きになった。

育った環境というかZ地区出身だから、元麻薬の売人だったり過去はそれなりになかなかなんだけど、人当たりも良いし人を不快にさせないほんとに良い子キャラだったな。

桐久の両親が不穏な感じになって心配になったけど、何事もなかったようで(ほんとはどうだったの?どうやって解決したの?とか気になることは多々あるけど)半佐の事も可愛がってるし、とても明るい未来!って感じで良かった。

半佐の戸籍がないのがちょっとアレだけど、桐久の両親がどうにかしてくれそうな気がする。

あと、本屋の爺さん何者って感じだったけど、ナイスアシスト!爺ちゃんありがと!そして深川緑さんすごい!ってなった。

雨鯉くんがネトルさんっていうのも笑ったし、九銛さんは声でホンゴウさん思い出すし、定時退社メンバー大好きになった。

 

庵士ルートは、桐久と庵士のひたすら噛み合ってない会話がとても面白くて半佐ルートより笑った。

ちょっとだけミツギを思い出したけど(主に見た目で)、庵士はとても可愛かったな。

攻略対象の中では、半佐といい勝負かもしれないけど、庵士の桐久に対する想いというか愛が1番重かったと気がする。

すごい敵対心あるような感じだったけど、割と序盤から桐久のペースにのまれてるし、ほんと幼い頃から崇拝してたような感じだったし、グッドエンドはほんと庵士が嬉しそうで良かった。

庵士のにっこり笑顔が可愛かったなー。

あと、バッドはなかなか胸糞悪かったな。

1番最初のストロベリーナイトのドラマを思い出した。

ほんと悪趣味すぎるし、本当にああいうのが好きという人を心から軽蔑する。

 

水明ルートは真相ルートの入り口みたいなルート。

ここでは桐久が追われる立場になって、とてもピルスラらしい展開になってきたという気持ちでやってた。

まず水明は見た目とか可愛いし、いかにもツンデレキャラっぽい感じがするんだけど、攻略対象の中では1番男らしくて頼れるかっこいい子だった。

あんな見た目でヤリまくりとは・・・しかも男女問わずってどういう生き方したらそんなことになるんだろ?

このルートではご両親は何者かに殺されるんだけど、あああっやっぱりこっちがメインの話か・・・って桐久のパパとママ大好きなわたしにとっては最悪な展開になった。

そして水明の過去が辛すぎる。

半佐や庵士の過去とは比べ物にならないぐらい重い。

バッドもしんどかった。あんなの見たくなかったよ・・・。

グッドエンドも理由がわからないままで終わったので、モヤモヤしか残らなかったし、李京はきっとまだ生きてるような気がしたから、このルートの未来は明るくないのかもしれないなと思った。(あの時を逃すとダメだったろうから、2人が今後狙われるのはないかもだけど)

 

李京ルートは、序盤から胸糞オンパレードで、ほんとにムカムカしながら進めた。

んでやっぱり水明ルートの李京の死体は李京じゃなかったじゃん!!!

バッドから回収するスタイルで毎回プレイしてるんだけど、李京を好きになれる要素が全くないし、グッドの桐久とのエンドが想像できなかった。

結構良い奴じゃん・・・って思ってた小町がクズだったし(彼は彼なりの理由はあるんだろうけど)、土岐は良い人なんだろうけど親の仇には変わりないし、それより何より李京の頭のねじ外れてる感じがほんとにきもいし、あんなスチル見せられたら絶許!!!!!!!!としか思えなかった。

よくも私の大好きな桐久のパパ&ママをあんな目に・・・・!!!!

2人の悲痛な声が耳にこびりついてるし、もう李京は絶対無理!

だからグッドエンドも大嫌い。

桐久にはちゃんとけじめをつけてほしかった。今までの桐久を見ていたら、ああいう決断をするというのはまあ理解できたけど、李京がひどい目にあってるルート1つもないのがむかつく。

なんでお前はのうのうと生きてんだよ!!!

唯一良かったのが、最後の桐久の両親の会話。

桐久への愛が存分に伝わったあのシーンがとても良かった。

あんな両親がデモテープを捨てるの?って思ってたけど、謎が解けたのと、桐久は本当に愛されてたことがわかって良かった。

 

ザーッと簡単に感想書いてみました。

主人公がおもしろくてとても魅力的だったけど、もう1周したいとは全く思わない内容だった。

 

シチュCD好きな人々にとっては特に魅力的なキャスティングだったけど、グロとかそういう耐性ない人にはおすすめしません。

熊肉さんお若いのにほんとにえげつない演技もできて本当に素晴らしいなと思ってるけど、もし中の人にガチ恋とかしてたら、仕事もうちょっと選んでほしいと思ってしまうかも。

それは他の声優さんにも言える事だけど・・・

いや、ほんとに演じてくれてとてもうれしいしありがとうという感謝しかない!

ただ、声優さんの声を楽しみたいだけなら、わざわざこれはやらなくても大丈夫な気がします。

※個人的な意見です。