現在お申し込みいただいた場合、レッスン開始は5月以降となります。
また、都合により、平日昼間をご希望の方を優先して受け付けております。
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おかげさまで宇女高OGオーケストラの演奏会は無事終了しました。
お越しくださった方、お越しになれなくても少しでも気にかけてくださっていた方もありがとうございました。

長大な曲をどのように練習しているのかとよく聞かれますので少し書いておきます。集まっての練習はそれほど回数は多くはありません。主に日々の個人練習でどこにどんなことがあるのかは把握しておき、スコア(すべてのパートが書いてある楽譜。ポケットスコアという手頃な値段のがあります)で他のパートとの関係を調べておき、必要な部分は楽譜に小さく書き込んでおいたりします。
自分の練習では別に毎日全楽章通すわけではありません。一度も通してやることはないかもしれないです。疲れるし。
難しいところをゆっくりのテンポから上げていきますが、とうとう最後まで弾けないところも数か所あります。でも周りと違う動きをしたり、止まってしまっていかにも弾けてませんみたいになるのはよろしくないのでなんとか指と弓はちゃんと動けるようにしておきます。
個人練習が完璧にできていない部分もあるのですが、集まって練習しながら整理できてくる部分もあります。
直前は、あまり弾けないところをいつまでも未練たらしく突っついていてもしかたがないので、それ以外の、例えば他パートとの受け渡しになるところとか、長い休符のあとにちらっと出るところとかでうっかり弾けないうちに時間が過ぎるということがないように、結構地味なところで落ちない練習をします。
集まって練習するときも、欠席していていないパートとかがあるので、やりづらいこともありますが、それはそれで練習になります。
それから、練習場所は、地区市民センターのような公民館的な施設になります。そこで長いときは6~7時間やります(もちろん休憩を挟んで)。

前回の演奏会がコロナで何度か延期になることがあったので、今回は予定通りに実施できたことがなによりでした。
また、個人的には、チャイコフスキーの5番は大学のときにもやったのですが明らかにそのときよりも曲が見えており、満足できた部分が多かったです。同じ曲でも年月を経てずっと後にやるとまた違った感慨があるのも音楽のおもしろいところですね。
それから、同じ高校で過ごした仲間と久しぶりに会えるという楽しさもあります。今回合唱の方々が出ていたので、そこでも同級生たちと会えて、音楽を続けていたからこその感激でした。

来月にあと2つ演奏会がありますので引き続きそれに向けてがんばります。