パニック障害になったことのある人にはわかると思うんですが、とにかく発作の恐怖というのは凄まじいもので、突然酸素のない宇宙に放り出されるような…

それが次、いつまた放り出されるかわからない。

そんな恐怖と常にとなり合わせで生活しなくてはならないのです。



わたしは病院のベッドの上でビクビクと頭をかかえていました。窓もなく、カーテンでしきられた狭いベッドの上だけの空間は、今思えばパニックを誘発するような環境でした。



気をそらすことに必死で、スマホでパニック障害のことを延々と調べたり、泣きながら親や旦那に電話をしたり…



突然の私の豹変ぶりに家族はショックを受けたことだろうと思います。

ですが、生まれるまでの辛抱だから、と温かく励ましてくれました。

特に母は、2ヶ月ほぼ毎日面会に来てくれました。

本当に感謝しています。

マイスリーは毎晩飲んでいましたが、やばそうな波が来たな、という頻度は徐々に減っていきました。



そうして、そんなこんなで赤ちゃんも無事うまれ、退院しました。



すると、あら不思議!

家に帰ったとたん、毎日飲んでいたマイスリーなしでも、すぅっと眠れるようになっていたのです!