つくば市のドルチェピアノ教室、
水越 和美です。
ある小学校の校歌の伴奏オーディションがありました。
生徒さんのAちゃんがそれにチャレンジする為に先月から練習を頑張りました。
だけど、学校側は具体的なスケジュールって事前に予告しないんですよね。
今回はAちゃんのお兄さんが以前同じオーディションを受けたのでその経験からAちゃんは自分で考えて練習を始めました。
そして先週とうとう
「明日、オーディションします」
と担任の先生から突然言われ、Aちゃんの他4名の方がそのオーディションを受けたそうです。
が、が、が!
その中のB君がその日に弾きたくないからと弾かない。
なので、よく弾けたAちゃんがオーディション合格って流れになったのに、
担任の先生が
「B君、明後日もう一度オーディションしよう!Aちゃんよりも上手に弾けるように頑張っておいで」
と仰ったそうです
えー!信じられますか???
私はそのお話をお母様から聞いて耳を疑いました。
そしてAちゃんが私にこう質問しました。
「先生、コンクールって弾きたくない時は弾かないで別の日に弾けるの?」
って。
「できるわけないだろう!テストだって試験だって受けたくないから別日なんてあり得ないでしょう!」
って感情的に即答しました
何より
『Aちゃんより上手に弾けるように〜』
ってどういう意味?
この日にオーディションしますって言われて正々堂々とそれを受けた児童達の心情は無視ですか?
真面目に言われた通りやって、
弾きたくないと言ったB君は担任から見て可哀想だったのか?合格させたい理由があるのか?分からないけど、
明後日まで時間をあげるから合格できるように猶予を与えますって意味だろうとこちらは学校側の対応を受け取ります
流石にお母様も担任の先生に直接お電話で理不尽極まりないことを伝えしましたが、全く担任にはこちらの気持ちは伝わらず、
翌朝、教務主任の先生にお伝えしたそうです。
そしてチャンスを与えられた日に結局B君は弾かなかったそうです
それで後味が悪い感じでAちゃんが伴奏者に選ばれたとAちゃんとお母様からのご報告を受けて、
今日は本気で腹が立ちました💢
学校の先生ってお忙しいの分かります。
だけど、スポーツや勉強、図工の作品のように公の場ではっきり分かる物以外に、
分かりにくいところでも子供達は頑張っているんです!
伴奏がその一つ。
『ピアノを習っているんだから弾けるでしょう!』
って思われがちだけど、
そう簡単にピアノが弾けるなら高いお月謝払って何年もレッスンに通うなんてしませんよ。
独学ではどうにもならない芸術の習い事だから労力かけて練習してレッスンに通うんです。
今回は正直に言えば大人の都合が絡んだ事例だと思っています。
学校の都合!親を見て子を見ている感じ!
もっと子供を見てよ。
内面を見てよ!
ピアノを聴けば努力が分かるでしょう?
まだまだ言いたいことはありますが、
Aちゃん、おめでとう🎊
Aちゃんは今回の事を
「嬉しいけど悪いこともあった」
と私に話してくれました。
悪いことだったかもしてないけど、
生きているとこういう事もあるんだよ。
だけど自分軸をしっかり持ってブレずに私達は生きていこう!
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