つくば市のドルチェピアノ教室、
水越 和美です。
春休みがあけて、今週から通常通りに戻りました。
が、が、が、春休みが長かったせいか
『できない』
と不安を抱えた生徒さんがいました
「前の教室でもこういうのが苦手だったんだ」
と半泣き状態で教えてくれた生徒さんは移籍して私のところに来てくれた方です。
私はこう尋ねました、
「ねぇ、どうやったらピアノって弾けると思う?」
すると生徒さんは
「結構弾かないと弾けるようにならない」
と答えたのです。
そう答えると思いました(笑)
量をこなすと思っていたのです。
なので、音楽ルールの重要性を子供にも分かるように話しました。
交通ルールを知らないと外を歩けないし自転車にも車にも乗れない。『赤信号は止まる』を知らないで歩いたり運転したら危険だよね。一度でも大事故に遭ったら恐らくその後は不安でたまらなくなる。
音楽ルールも分からないで、さぁいっぱい弾けばできるようになるっと思ったら大間違い!ルールが分からずに弾いても弾けるわけがない。
だけどレッスンは行かなくてはいけない、
だけど弾けない、
これは不安な気持ちでいっぱいになるよね、
という事を生徒さんの話しました。
その生徒さんは春休み前にやっと概念指導が身についてきたかなっと思っていたところですが、
春休みが長かった〜
その間1人で今まで使ったルールで譜読みをし演奏するという定着がまだできなかったんですよね。
これはまだまだ私の力不足!
そして油断だったわ
春休み中もサポートしてあげれば良かったと反省です
音楽ルールが理解できたからと言ってもピアノは弾けません。
私は即時反応が大切だと思っています。
ルールが分かり、それに対して体の反応が素早くできるかでピアノを弾ける楽しさが変わってくると思います。
そしてここからが練習量です!
もっとこう表現したいとテクニックなどを考えながら練習量をこなすのです!
または概念を理解しても弾けない原因(主に体の使い方)を探して練習していきます。
それを今まで数年間もせず、記憶だけを頼りに弾いていた場合は、その記憶だけの練習期間あるいはそれ以上に概念学習定着に時間がかかるかもしれません。
しかし、長い目で見て概念学習は将来自立した演奏ができるようになれるはずです
そして、もう一つ。
人間の気質です。
これは心理学では
『生まれ持った気質』というのがあります。
同じお母さんのお腹から生まれてきても兄弟様々ですよね。
『できない』と言っていた生徒さんは私から見ると心配性、不安症です。
一見分かりにくいですが付き合ううちに分かってきますし、お母様とお話しさせて頂くと情報を得るので確実に分かってきます。
お母様はできないと嘆くお子さんにプンプンお怒りでした(笑)そりゃそうですよね。
だけど、どうして子供はこうなるのか?という心理を読み取れば大人の怒りは減ります。
大人には客観的な観察力が必要なのです。
レッスンでは合格が2曲でした!
「できるじゃん!もっと自分に自信持ちなよ」
と言ってバイバイしましたが、
こういう事があると
『学び方を学ばせる』
という概念指導の重要さを再確認できますし、
私自身生徒さんに鍛えられます(笑)
こんな日もあるから人生学びがたくさんあって楽しいです
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