しらなかった…
しらなかった…
うう
知らなかったよ僕は…





そう嘆いているのは藤原(18)である。
何故彼女が嘆いているのか聞いてみた。





もっも、もりも…





モリモリ?
何であろう?
マル●ルモリモリの話であれば、聞くまでもなく私は無知無知野郎だぞ。





もりみ、森見先生が奈良で療養中…





なんと!
彼女は今なんと言ったか!
かの有名なもりみ先生が!?





森見先生があまりにも沢山の連載を掛け持ちしすぎた為に首が回らなくなって締切太郎を召喚してしまった、って…





ううむ、
確かに私ももりみ先生が沢山の連載を掛け持ちしていたのは知っていた。
こんなにも掛け持ちをしてストーリーが混ざらないものなのかと感心していたのだが…
もりみ先生もやはり大変だったのだな





生駒の風を感じている、と森見先生は言っているので、私も生駒の風を感じたい!





いやいや、貴君は何を申し上げられるか。
生駒の風でなくとも金剛山の風を目一杯感じることが出来るではないか!
生駒山も金剛山も同じ山地であろう!
我慢しなさい、脳内マシマロガール!
もりみ先生も受験生である貴君には勉強して欲しいはずだ。
そして2年後にはもりみ先生と同じ穴の阿呆として京の黒髪乙女になるのであろう!?





…うっ、うう…





かくして、彼女は叫んだのである。





受験の弊害!