まず初めに、日頃より同志社大学男子ラクロス部の活動にご支援、ご声援をいただいております保護者の皆様、OBOGの皆様、学校関係者の皆様に、この場を借りて感謝申し上げます。

同志社1枚目ロングこと2回生DF#8 山本翔大です。

リーグ戦に対する思いを話す前にこれまでのラクロス人生について少し話そうと思います。
僕は入った当初からラクロスに対する熱量があまりなく、同回生のみんなが好きで部活に来て共に過ごす時間に楽しさを見出していました。最初はプレーが上手くいかない上に自主練にも行かず、いかに上手くサボれるかを考えることもよくありました。しかし練習を重ねるにつれ勝ちたいという思いが強まり練習にも真剣に取り組むようになりました。そして迎えたサマーでは2チームとも予選敗退。正直同志社が負けるわけないと思っていたし、負けた後ですら1チームで出ていたら勝っていたとダサい事ばっか考えてました。それから新たに6on6が始まり分からないことだらけで、慣れないロングスティックを扱うのも上手くいかず、その後の京都カップでも予選敗退し、ラクロスに身が入らないままでした。そんな僕を見かねた3回生SSDM木下凜人さんが僕にこんな言葉をかけてくれました。

「途中であきらめるな。

途中であきらめてしまったら、得るものより失うものの方が、多くなってしまう。」

この言葉は今でも挫けそうになった時に思い出します。あの時の凜人さんのおかげで今の僕があります。それからウィンターに向けて本気で頑張ろう、大さんを日本一のDFコーチにしようといつ一心で練習し掴みとった日本一はラクロス人生においてとても貴重な経験です。




ここからは今シーズン・リーグ戦について書こうと思います。今シーズンが始まって上回生と練習するようになり、足りないことだらけでついて行くのに必死でほんまに自分はなんも出来ひんなって痛感させられる日々でした。上回生DFが少ないことや怪我人もいたことから試合に出させてもらうことはあるものの、自分のせいで上手く守れなかったり周りに助けてもらってばっかりで試合の度に自信をなくしていました。けどそこで折れずに上を目指そうとし続けられたのは、3回生SSDMの木下凜人の言葉があったからです。

「失敗は成功を引き立てる最高のスパイスや」

よく練習終わりなどに最近上手くいかないことを相談したり、ここどうすれば良かったのかなど相談していたのですが、この一言をきっかけに自分の中でギアが1段階あがりました。試合に出れていない仲間や怪我でラクロスできない仲間もいる中でどれだけ自分が恵まれているのかさにも気付かされました。今は2回生で1部のリーグ戦という舞台に立たせてもらえることに感謝しかないです。リーグ戦まであとわずかですが、自分にできることはすべてやろうと思います。日々の11、66の反省・言語化、壁。自分が上回生を関西制覇に導けるように、チームに僕がいて良かったと思ってもらえるように、名前も知らない地元の人らの期待を背負うぐらいの勢いで頑張ります。

今年は俺の年にします。



リーグ戦に向けての決起ブログから少し逸れる部分もありましたが、読んでいただきありがとうございました。今の4回生と少しでも長く共に過ごせるようチームに貢献します。

これで僕のリーグ戦決起ブログを終わらせていただきます。改めて、最後まで読んでいただきありがとうございました。