大日本帝国の首都に在る交通機関の中心部「帝都駅」

そんな帝都駅地下室に実在した、

某地下秘密基地を2009年にクローズさせ、

そしてそこに転げ堕ちて居た残骸共は、

幾つかの場所に一時的に・・・避難させられる事と成った・・・


そんな避難所的秘密基地の独つに、

平和島倉庫街の巨大倉庫の一角に秘密に存在する、

「東京都零区地下世界美術園平和島倉庫支部」と言う場所が在る・・・




キキキキキキキキキキキキキキキキキキキキキキキキキキ




10月某日、

組織【黒】を代表してアメーバ総本部へオフィシャル潜入し、

ダイレクト侵食を開始する為の資料調達の為、

急遽「平和島倉庫支部」へ向かった。


久しぶりの「平和島倉庫支部」

御贔屓にして貰え、仲良くして頂いて居る「所長ちゃん」は不在だった。

この「所長ちゃん」が痛く、作品等を個人的に気に入って呉れて居るらしく、

其の御蔭で、非常に仲良くして頂いて居る・・・感謝・・・・・・




そこには映画映画「黒路伊吸衂魃(クロイキュウケツキ)」の撮影で使用した、

セットや小道具等が所狭しと保管されて居る。




そんな「平和島倉庫支部」での活動については、

未だ正式には創められて居無いのだが、

一部はテスト的に展示イメージを意識して既にディレクションされては居る。


其の中の独つに、

某音薬活動や其の派生派音薬家達のライヴを行なう場としての一角が、

黒黒とそこに存在する。


電子ピアノに無数のスピーカーが配備された要塞のコクピットの背後には、

未だライヴに製作途中の、

「マリリンマンソン」のミクストメディア作品が展示されて居る。


其の巨大な「マリリンマンソン」作品は、

1997年前後に「ジョセフ・カルティス」と言うフォトグラファーが撮影した、

「マンソン」FOTOの中から、

コチラのコンセプトに合う「ある設定」のモノだけを独自に選出し、

其のFOTOがオフィシャルで使用掲載された、

世界中の雑誌の切り抜き等をコラージュする事が、

其のベースと成って居る。


無数にネットに氾濫する画像のプリントアウトや無許可モノでは無く、

総てオフィシャルに使用掲載された雑誌の切り抜き、ポスター等を、

世界中から御捕り寄せし、

其の作品は創られる・・・


其の殆どが同じカット又は其の別テイクのFOTOなのだが、

掲載される雑誌が世界中には多数存在して居るので、

それを深く深く調べ揚げ、そしてそれを手に入れ、そしてコラージュする。


膨大な時間と資金とヒトとモノとの交差・・・


気が付けば、もう10年以上続けられて居る大作で在り、

そしてそれは今尚、探し続けられ、継続されて居る・・・




とにかく1997年前後にカルティスが捕った「マンソン」FOTOは、

確実に「堕天使」としての存在として捕られて居る。

とにかく魅力的で、今尚色あせ無いスーパースターのFOTOで在る。


そんなFOTOのオフィシャルモノだけを世界中から収集して居るヒトは、

世界的に観れば数十人は居るかも知れ無いが、

ココ迄病的に狂った程に限定して捕り組んで居るヒトは、

恐らく世界で独りだと想う。




「カルティス・マンソン」と題された其の一連の作品・・・

最終的には、

そこに「マンソン」と「カルティス」と、

そして撲の本家(303を操るヒトを演じるモトのヒト)との、

其の3つの「サイン」が入って創めてそれは完成する。




未だ未だ製作途中だが、

スピーカーも同作品の一部としてライヴ装置に展示されながらの保管は、

やはり迫力在ってカッコイイ。


現況、こんな感じです・・・


↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓




囚人銅鑼輝303逃亡黒白書◆since20100707-sc001








キキキキキキキキキキキキキキキキキキキキキキキキキキ




そもそも「黒」と「白」を最も生かす存在、

そんなライヴ・ステージとして好きなのが「透明」と言う存在。


そんな「透明」に狂って仕舞った大きな原因の独つでも在り、

強烈に「透明の傷」を撲に刻み込んだ作品が存在する。


それがアル・パチーノ主演の名作「スカーフェイス」で在る。


アル・パチーノ演じる「トニー・モンタナ」がとにかく死ぬ程カッコイイ。

存在を観ただけでシビレまくりの要因多多。

たまらない魅力。


14歳が観ると確実に脳天ブチ抜かれる作品。


初めて観たのは、いつの日か忘れたが、

未だ未だ今よりもずっと青二才だった頃、この作品と出逢い、

確実に脳天ブチ抜かれて仕舞った・・・


アレから今日迄幾度観ただろうか・・・

今尚色あせ無い。

あえて古臭い色合いや演出が、生生しさを剥き出しにして、

今尚、この映画の熱量は、あのトキのまま・・・


とにかくカッコイイ。


作品について言えば、

役者、内容、構図等、好きな所を揚げればキリが無い・・・


が、しかし、

其の内の大きな独つに、

「透明」と言う大きな「キモ」と成る存在が在る。


特にココが大きく語られる事は少ないシーンだが、

撲にとっては強烈だった・・・


トニーが手元にある金とブツを、

暗黒街のボスで在るフランクに直接渡す為に、

フランクの邸宅を訪れるシーンが、それで在る。


「透明の半球体の椅子」

「透明の柵」

そして「透明のエレベーター」・・・

新しいのか古いのかも判断出来ぬ程に「時代レス」・・・


この瞬間(とき)、

「透明」と言う存在が、最も「時代レス」の最高峰なんだと、

生生しく知って仕舞った・・・


とにかく強烈にカッコ良かった。

とても透き通った切れ味で、

「透明の傷跡」が撲に刻み込まれる事と成った。




「透明のエレベーター」は宇宙カプセルかの様。

エアーシューターの人間版。


そこに、とても透明感在る存在の、

フランクの雌(スケ)、

ミシェル・ファイファー演じるエルヴィラが、

それに乗って登場。


エルヴィラの存在が、より全体の透明度を揚げ、

より美しきモノに昇華させて居る。


エルヴィラ登場の「背中の演技」・・・

コレは抜群に効果的で、

誰も真似出来無い透明度・・・




そんな「透明」の魅力を、より剥き出しにするのが、

真っ白かつ直線的な、

ミニマム様式の部屋だと言う事も、

実は、この映画から学んだ事で在る・・・


白ジャケットも異常に効果的で、

異常にカッコイイ・・・



シーンの抜粋は、こんな感じ


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この作品を観無ければ、
撲は、ココ迄「透明」に狂う事は無かったと断言出来る・・・

有無を言わせず、
文句無しにカッコイイ・・・






「透明」「白」と言う、

カッコイイ存在を魅せ付け観せ付けられる、この作品・・・



其の総ては、

「黒」と言う存在へのオマージュなのか、

総ては「黒」の為だと、次第に気付かされる事と成る・・・



ギャング映画と言う「暗黒」の吸い込まれる様な魅力の「黒」・・・

まるでブラックホールかの「黒」が、この映画の魅力で在る。





そんな「黒」を引き立てる為の、

又別の「白」が象徴的に何度も何度もそこに映し出される・・・


其の代表格としてのアイコンとしての「コケイン」・・・





「黒」と「白」が、

真逆同一性だと観せるかの如く、行ったり来たりと、

「白」と「黒」が絶妙に交差。



「白眼(しろめ」)と「黒眼(くろめ)」がエグイ位に眼力(ガンリキ)ブッ飛ばす、

トニーモンタナの「眼(め)」は危ない程に魅力的。


この「眼(め)」の演技、

アル・パチーノの独壇場かと・・・




とにかく、この映画は、

「黒黒黒」と内も外も、真っ黒黒に美しい。


トニーの「真っ白館」の「真っ黒な部屋」での「真っ白な粉」

そしてベタな位の「富の象徴」としての「ゴールド」使い。


モノトーンMEETS刺し色一色の美学がそこに・・・


撲は「シルバー」には全く興味無しで、

「プラチナ」が基本、

そして「アルミ」と「ステンレス」をプラスした、

其の3つを御好みとさせて頂いて居るのだが、

この映画に関しての「ゴールド使い」は、かなり有効的だと想って居る。


コレを「ゴールド」よりも高値で取引される「プラチナ」にしたとしても、

観るモノの多くには「シルバー」と眼(め)に映り、

そう語られて仕舞う恐れも在るだろうから、

ココは無心に富を直結でイメージさせる為に、

あえての「ゴールド」で正解かと・・・

なので、この映画に関して言えば、

特例で「ゴールド」は御好みとさせて頂いて居る。

あえての「キナ臭さ」がカッコ良さをより剥き出して居るので・・・




しかし、

あの真っ黒の部屋でのトニーの、あの「ブッ飛び吸引シーン」は強烈だ。

このシーンを名シーンに挙げるファンは多いと想う。


そして其の「ブッ飛び吸引シーン」の背後にも、

さりげに伏線で「ゴールドの女性像」が置かれて居るのも観逃してはイケナイ。


「ココ迄昇り詰めたんだ!」と言う「財」「富」の象徴としての女性像。

そんなアイコンとして、そこに・・・


そして最期のクライマックスシーンにも、

其の女性像は効果的に使用されて居る・・・


階段の手すり、そしてエントランス中央と、

其のゴールドの女性像は、

コレでもかと視覚に訴え掛けて来る。

トニーが頂点に昇り詰めた様を、そこに代弁するかの如く・・・


この映画の代表的アイコン、

「THE WORLD IS YOURS(世界はアナタのモノ)」

其の言葉に集約されたゴールドの女性像も、其の一連の存在として・・・




トニーが死する名シーンよりの前の、

死に至る迄のシーンより、

其の「ブッ飛び吸引シーン」と、

死の直前迄のエントランス部での「銃撃戦のシーン」と言う、

2つの名シーンを下記に・・・



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「後半戦」へ続く・・・・・・


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