今日は3年ぶりの皆既月食の日


幸い、雲ひとつない夜空だ。しかも深夜の時間帯

月を眺めにベランダに出る

満月の明るい光が眼下の屋根や窓に反射している。

太陽の光は、いろんな色や情報が混ざったようなイメージで、賑やかな印象だとしたら、

月の光は、感情の起伏のない冷徹さのような雰囲気を纏い、でも優しく静かな光。


月食前の満月はただただ、静かだ。

そして、柔らかく明るい。

月光とはいえ、もとは太陽の光で、それを反射しているだけなのに、こんなに情報が変わるものなんだな。


子どもの頃から月が好きで、月の明るい夜の雰囲気はとても好きだ。

月明かりでできる自分の影までも、愛おしく感じていたりした。

糸のような三日月と影に隠れた残りの月も、昼間の白い月も、下弦、上弦の半月も、

ベートーヴェンやドビュッシーの月光でさえも

月にまつわるもの、全てに心が惹かれてしまう。



そういえば、小学生の時のクラスの学芸会でやる劇に月の女神様の役があって、配役を決める時、月が好きな私はすぐに立候補した。話の内容は全く覚えていないけれど、ただ月の住人のような役がやりたかった。セリフ1つきりのほんのチョイ役だ。

もう1人、クラスの可愛らしい女子も立候補した。女神役なら私に負けないと思っていたようだった。そして、私もこれは勝てないなと思っていた。容姿でいえば、断然彼女の方が女神に相応しかったからだ。

結果、多数決となり、なぜか私に決まってしまった。私は驚いたけれど、とても嬉しかった。母に頼んで月の女神っぽい衣装を作ってもらい、その役を楽しんだ。

けれど、その時からその可愛い女子とその仲間たちからわかりやすくハブられるようになってしまったんだった。


こんな微妙な記憶が浮かんできたのも、皆既月食のせいなのだろうか…笑




月食が始まるのは、これからなんだけど、時間が夜中から早朝にかけてなので、見れるかなぁ。。。