世界一のレース、凱旋門賞の主な予定馬紹介と展望です。
日本最強馬ドゥラメンテ、トーホウジャッカルの出走はありませんが、近年以上のハイレベルレースになりそうです。
人気は記事作成時のもので、ウィリアムヒル社のものです。時間があれば追記し続けます。
☆フリントシャー(Flintshire)

【血統】父Dansili、母Dance Routine
【生年月日】2010年4月4日
【性別】牡
【毛色】鹿毛
【調教師】A.ファーブル(仏国)
【競走成績】1着=ソードダンサー招待S(GⅠ)香港ヴァーズ(GⅠ)、パリ大賞(GⅠ)
2着=凱旋門賞(GⅠ)、ドバイSC(GⅠ)、BCターフ(GⅠ)
→昨年の凱旋門賞を機に一気に復活。とても安定していて、世界の強豪相手にもコンスタントに結果を出しているが、勝ち星に遠いところ。適性差でいかに他馬と差をつけられるか。6人気20.0倍。
☆イーグルトップ(Eagle Top)

【血統】父Pivotal、母Gull Wing
【生年月日】2011年2月13日
【性別】牡
【毛色】鹿毛
【調教師】John Gosden(英国)
【競走成績】1着=キングエドワード7世S(GⅡ)
2着=KG6&QES(GⅠ)
→GⅠ勝ちこそないが、世界の強豪相手にそこそこ善戦している。本番はかなり厳しい戦いになるだろうが、どこまで。10人気44.0倍。
☆マナティー(Manatee)

【血統】父Monsun、母Galatee
【生年月日】2011年3月8日
【性別】牡
【毛色】不明
【調教師】A.ファーブル(仏国)
【競走成績】1着=シャンティイ大賞(GⅡ)
→プリンスジブラルタルを破ったシャンティイ大賞は見事で、サンクルー大賞(GⅠ)でも4着。全く可能性がないわけではない。10人気44.0倍。
☆メレアグロス(Meleagros)

【血統】父キングズベスト、母Viola Royale
【生年月日】2009年3月11日
【性別】牡
【毛色】不明
【調教師】Alain Couetil(愛国)
【競走成績】1着=エドヴィル賞(GⅢ)
→テレテキストを破ったエドヴィル賞のみ。サンクルー大賞の5着馬ということではあるが…。やはり厳しい印象。14人気100.0倍。
☆プリンスジブラルタル(Prince Gibraltar)

【血統】父ロックオブジブラルタル、母Princess Sofia
【生年月日】2011年5月29日
【性別】牡
【毛色】栗毛
【調教師】J-C Rouget(仏国)
【競走成績】1着=バーデン大賞(GⅠ)、クリテリウム・ド・サンクルー(GⅠ)
2着=パリ大賞(GⅠ)
3着=ジョッケクルブ賞(仏ダービー)(GⅠ)
→前走バーデン大賞で久々の勝利を飾った。着差以上の完勝ではあったが、相手レベルは低かった。昨年7着からどこまで上昇できるか。10人気40.0倍。
☆スピリットジム(Spirit Jim)

【血統】父ガリレオ、母Hidden Silver
【生年月日】2010年5月4日
【性別】牡
【毛色】鹿毛
【調教師】Alain Couetil(仏国)
【競走成績】1着=エドヴィル賞(GⅢ)、シャンティイ大賞典(GⅡ)
2着=フォア賞(GⅡ)
→去年のサンクルー大賞の1位入線→失格馬。凱旋門賞の成績からも厳しいだろう。オッズ未発表。
☆フリーイーグル(Free Eagle)

【血統】父High Chaparral、母Polished Gem
【生年月日】2011年5月4日
【性別】牡
【毛色】鹿毛
【調教師】D.K.Weld(愛国)
【競走成績】1着=プリンスオブウェールズS(GⅠ)、エンタープライズ(G3)
3着=愛チャンピオンS(GⅠ)、チャンピオンS(GⅠ)
→昨年は体質の弱さからレースに仕えなかったが、幸いにも鉄砲が利くタイプで、プリンスオブウェールズSを勝利。前走は鋭く伸びるもゴールデンホーンの斜行により大きな不利を受け3着。実力は証明済み、あとは厩舎の調教次第であろう。4人気16.0倍。
☆ドルニヤ(Dolniya)

【血統】父Azamour、母Daltama
【生年月日】2011年4月5日
【性別】牝
【毛色】鹿毛
【調教師】A.De Royer-Dupre(仏国)
【競走成績】1着=ドバイシーマクラシック(GⅠ)、マルレ賞(GⅡ)
2着=コロネーションC(GⅠ)
3着=サンクルー大賞典(GⅠ)、ヴェルメイユ賞(GⅠ)
→休み明けで挑んだ凱旋門賞で5着という好成績を残し、ドバイSCでは完勝。まだまだ強くなる余地を残していたが、それ以降イマイチな競馬が続く。立て直し成功なるか。7人気33.0倍。
☆トレヴ(Treve)

【血統】父Motivator、母Trevise
【生年月日】2010年4月7日
【性別】牝
【毛色】鹿毛
【調教師】クリスティアーヌ・ヘッド=マーレック(仏国)
【競走成績】1着=凱旋門賞(GⅠ)('14,'15)、ヴェルメイユ賞(GⅠ)('13,'15)、サンクルー大賞典(GⅠ)、ディアヌ賞(仏オークス)(GⅠ)
→昨年は1度も勝てないまま挑んで再び世界最強に返り咲いた。引退も撤回して今年は3戦3勝。3連覇の可能性は1年前の連覇時よりも濃厚と言える。1人気2.0倍。
☆フリン(Frine)

【血統】父High Chaparral、母Castalia
【生年月日】2010年3月21日
【性別】牝
【毛色】鹿毛
【調教師】C Laffon-Parias(仏国)
【競走成績】1着=ロワイヤリュー賞(GⅡ)、フィユドレール賞(GⅢ)
→中距離~長距離を得意とし、前走ヴェルメイユ賞では4着。普通に厳しい。適性でどこまで。16人気150.0倍。
☆シルジャンズサガ(Siljan's Saga)

【血統】父サガミックス、母Humoriste
【生年月日】2010年4月2日
【性別】牝
【毛色】青毛
【調教師】J-P Gauvin(仏国)
【競走成績】1着=ドーヴィル大賞(GⅡ)、コリーダ賞(GⅡ)
2着=サンクルー大賞(GⅠ)
→前走ドーヴィル大賞で1年振りの勝利。昨年のドーヴィル大賞では首差、凱旋門賞ではジャスタウェイと2馬身差内、ゴールドシップに先着している。変わらず厳しいだろうが、どこまで。14人気100.0倍。
☆タペストリー(Tapestry)

【血統】父ガリレオ、母Rumplestiltskin
【生年月日】2011年1月18日
【性別】牝
【毛色】鹿毛
【調教師】A.P.オブライエン(愛国)
【競走成績】1着=ヨークシャーオークス(GⅠ)
2着=愛オークス(GⅠ)、モイグレアスタッドS(GⅠ)
→前走GⅡで1年の休み明け2着。GⅠにも実績はあるのだが、昨年はゴールドシップにアタマ差先着。やっぱり厳しいところか。7人気33.0。
☆ニューベイ(New Bay)

【血統】父ドバウィ、母Cinnamon Bay
【生年月日】2012年2月14日
【性別】牡
【毛色】栗毛
【調教師】A.ファーブル(仏)
【競走成績】1着=仏ダービー(GⅠ)、ニエル賞(GⅡ)
2着=仏2000ギニー(GⅠ)
→デビューから3戦はマイルでGⅠに挑むも2着。その後距離を伸ばした仏ダービーでは完勝、目下3連勝。勢いあるドバウィ産駒。同じフランスのトレヴの強力なライバルの1頭である。3人気6.5倍。
☆シルヴァーウェーヴ(Silver Wave)

【血統】父Silver Forest、母Miss Bio
【生年月日】2012年5月26日
【性別】牡
【毛色】鹿毛
【調教師】Alain Couetil(仏国)
【競走成績】1着=ラ・フォルス賞(GⅢ)
2着=ニエル賞(GⅡ)
→パリ大賞4着時よりも一応は成長をしているのだと思う。脚質的に不安の方が大きいのだが。10人気40.0倍。
☆イラプト(Erupt)

【血統】父ドバウィ、母Mare Nostrum
【生年月日】2012年2月13日
【性別】牡
【毛色】鹿毛
【調教師】F-H Graffard(仏国)
【競走成績】1着=パリ大賞(GⅠ)、リス賞(GⅠ)
→パリ大賞までは無敗も、ニエル賞でまさかの大敗を喫す。ただし力負けではない。いかに状態を戻せるかがカギ。7人気33.0倍。
☆ファウンド(Found)

【血統】父Galileo、母Red Evie
【生年月日】2012年3月13日
【性別】牝
【毛色】栗毛
【調教師】A.P.オブライエン(愛国)
【競走成績】1着=マルセルブーサック賞(GⅠ)
2着=愛チャンピオンS(GⅠ)、愛1000ギニー(GⅠ)、コロネーションS(GⅠ)
→3歳牝馬ながら牡馬強豪相手に堅実な戦い。マイルの強豪女王エルヴェジャを破ったGⅠや、GⅠ2着3回と、凱旋門賞での穴馬要素は十分。4人気16.0倍。
☆ゴールデンホーン(Golden Horn)

【血統】父ケープクロス、母Fleche d'Or
【生年月日】2012年3月27日
【性別】牡
【毛色】鹿毛
【調教師】John Gosden(英国)
【競走成績】1着=英ダービー(GⅠ)、エクリプスS(GⅠ)、愛チャンピオンS(GⅠ)
2着=インターナショナルS(GⅠ)
→7戦6勝2着1回、既に世界の強豪古馬相手に圧勝する実力は証明している。逃げから差しまで自在。インターナショナルで掛かってスタミナロスをし敗戦、愛チャンピオンSは勝ちこそしたがゴール前斜行をするというやや精彩を欠いた印象。実力を発揮できるかどうかが問題である。2人気4.0倍。
☆シャハー(Shahah)

【血統】父Motivator、母Elegant Beauty
【生年月日】2012年3月11日
【性別】牡
【毛色】鹿毛
【調教師】クリスティアーヌ・ヘッド=マーレック(仏国)
【競走成績】1着=オマール賞(GⅢ)
→トレヴのペースメーカー。重賞勝ち馬をわざわざペースメーカーに。トレヴのために貢献することが願われるのみ。オッズ未発表。
<参考動画>
2014 凱旋門賞(G1)
2015 ヴェルメイユ賞(G1)
2015 ニエル賞(G2)
2015 愛チャンピオンステークス(G1)
2015 サンクルー大賞(G1)
2015 ドバイシーマクラシック(G1)
2015 仏ダービー(G1)
やはりトレヴが圧倒的に優勢。ゴールデンホーン、フリーイーグルは馬場次第、ファウンド、ニューベイなどは勝ち切るほどまでに到達しているかなど、他の馬は不安が多いです。
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それでは~