艶闇Prix De l'Arc De Triomphe View 2 | サイクラノーシュ発信局

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こんばんみー、艶闇です。


凱旋門賞に出走する海外勢の様相が変わってきたので、改めて紹介しなおしたいと思います。

なお、日本馬については前回述べたとおりです。
相変わらず日本からの出走馬には興味がありません。

人気は記事作成時のもので、ウィリアムヒル社のものです。
(2014/9/27に海外馬数頭追加しました。なるべく網羅したつもりです)。




エクト(Ectot)

【血統】父Hurricane Run、母Tonnara
【生年月日】2011年2月8日
【性別】牡
【毛色】鹿毛
【調教師】Elie Lellouche(仏国)
【競走成績】1着=クリテリウム・アンテルナシオナル(GⅠ)、ニエル賞(GⅡ)、シェーヌ賞(GⅡ)
→新馬こそ敗れたが、そこから6連勝。元々素質の高い馬で、前哨戦ニエル賞を制して急上昇。G.ブノワも絶賛する3歳馬。多方面から期待されている馬で、昨年のトレヴ同様王族に買われている。1人気7.0倍。


ザグレイギャッツビー(The Grey Gatsby)

【血統】父Mastercraftsman、母Marie Vision
【生年月日】2011年3月14日
【性別】牡
【毛色】葦毛
【調教師】Kevin Ryan(英国)
【競走成績】1着=愛チャンピオンS(GⅠ)、仏ダービー(GⅠ)
       2着=英インターナショナルS(GⅠ)
→GⅠにすでに6回使われた経験豊富な馬。英インターナショナルSではオーストラリアを破った。仏ダービー後のパリ大賞で大敗してるので、問題は距離。オッズは未発表。


フリーイーグル(Free Eagle)

【血統】父High Chaparral、母Polished Gem
【生年月日】2011年5月4日
【性別】牡
【毛色】不明
【調教師】D.K.Weld(愛国)
【競走成績】1着=エンタープライズ(G3)
→G3しか勝っていないが、新馬戦では愛ダービー3着馬オーケストラなどを5馬身近く突き放してデビュー。2戦目こそオーストラリアに屈したが、長期休み明け後3戦目となる前走エンタープライズSでは愛チャンピオンS(GⅠ)のタイムと僅差のタイムを、最後流した状態でマークした素質馬。凱旋門賞への登録は済ませてある。オッズは未発表。


タグルーダ(Taghrooda)

【血統】父シーザスターズ、母Ezima
【生年月日】2011年1月27日
【性別】牝
【毛色】鹿毛
【調教師】John H.M.Gosden(英国)
【競走成績】1着=キングジョージⅥ&QES(GⅠ)、英オークス(GⅠ)
       2着=ヨークシャーオークス(GⅠ)
→シーザスターズに初GⅠをプレゼントした孝行娘。その英オークスも圧勝。キングジョージⅥ&QESではテレスコープやムカドラム、マジシャンなどを差し切って快勝し、早くも歴史に名を残す名牝に。次走はタペストリーに半馬身差2着で敗れたが、3着以下には7馬身差をつけ、凱旋門賞に向けて視界は良好のままだ。1人気7.0倍。


トレヴ(Treve)

【血統】父Motivator、母Trevise
【生年月日】2010年4月7日
【性別】牝
【毛色】鹿毛
【調教師】クリスティアーヌ・ヘッド=マーレック(仏国)
【競走成績】1着=凱旋門賞(GⅠ)、ヴェルメイユ賞(GⅠ)、ディアヌ賞(仏オークス)(GⅠ)
       2着ガネー賞(GⅠ)
→昨年の凱旋門賞では化け物オルフェーヴルに圧勝。今年は2着3着4着と冴えないが、元の素質が全然他馬とは違うので、調教師の腕次第では載冠も夢ではない。5人気9.0倍。


アヴニールセルタン(Avenir Certain)

【血統】父Le Havre、母Puggy
【生年月日】2011年4月30日
【性別】牝
【毛色】鹿毛
【調教師】Jean-Claude Rouget(仏国)
【競走成績】1着=仏1000ギニー(GⅠ)、ディアヌ賞(仏オークス)(GⅠ)、ノネット賞(GⅡ)
→デビューから5連勝で、前走ディアヌ賞(仏オークス)は大外一気。G.ブノワ騎手が絶賛するフランス牝馬で、力は保証されている。仏ダービー馬の父に栄冠を。1人気7.0倍。


キングストンヒル(Kingston Hill)

【血統】父Mastercraftsman、母Audacieuse
【生年月日】2011年1月15日
【性別】牡
【毛色】葦毛
【調教師】Roger Varian(英国)
【競走成績】1着=レーシングポストT(GⅠ)、英セントレンジャーS(GⅠ)
       2着=英ダービー(GⅠ)
→デビュー3連勝でレーシングポストT(GⅠ)を勝利。英ダービーはオーストラリア相手に1馬身1/4差2着に敗れたが、その後数戦挟んで英セントレンジャーSでGⅠ2勝目。力的にどこまで通用するかわからないが、混戦の今回ならチャンスはゼロではない。7人気13.0倍。


アイヴァンホー(Ivanhowe)

【血統】父Soldier Hollow、母Indigo Girl
【生年月日】2010年5月2日
【性別】牡
【毛色】不明
【調教師】Jean-Pierre Carvalho(独国)
【競走成績】1着=バーデン大賞(GⅠ)、ゲルリンク賞(GⅡ)
→バーデン大賞でシーザムーンを大外から差し切った。3馬身差の快勝だった。まだまだ実力は未知数といった感じだが、バーデン大賞の出身というのはかなり魅力。7人気13.0倍


タペストリー(Tapestry)

【血統】父Galileo、母Rumplestiltskin
【生年月日】2011年1月18日
【性別】牝
【毛色】葦毛
【調教師】A.P.オブライエン(愛国)
【競走成績】1着=ヨークシャーオークス(GⅠ)、デビュータントS(GⅡ)
→父は血統表に入るだけでバンバン活躍馬を出すお馴染ガリレオ、母もG1馬という超良血馬。ヨークシャーオークスでは名手R.ムーア騎手に導かれてタグルーダを交わしての勝利。いまいちパッとしない戦績だが、乗り方一つでは善戦も望める。13人気21.0倍。


ルーラーオブザワールド(Ruler of the World)

【血統】父Galileo、母Love Me true
【生年月日】2010年3月17日
【性別】牡
【毛色】栗毛
【調教師】A.P.オブライエン(愛国)
【競走成績】1着=英ダービー(GⅠ)、フォワ賞(GⅡ)
→昨年の英ダービー馬にして、凱旋門賞7着馬。その後は英チャンピオンSやドバイWC(これは適性負けなので仕方ないが)を挟んで、フォワ賞をこれまでとは違う逃げ脚質で勝利。フォワ賞のメンバーレベルはキズナと同じくらいかそれ以下という低調なレベルなので本番では大きく期待できないかもしれないが、前で競馬出来る分、どこまでやれるか楽しみ。7人気13.0倍。


バルチックバロネス(Baltic Baroness)

【血統】父Shamardal、母Born Wild
【生年月日】2010年3月10日
【性別】牝
【毛色】不明
【調教師】A.ファーブル(仏国)
【競走成績】1着=ヴェルメイユ賞(GⅠ)、クレオパトル賞(GⅢ)
→人気薄で今年のヴェルメイユ賞を制した馬。目下3連勝中の勢い有り。アイヴァンホー同様、まだまだ未知数だが、ヴェルメイユ賞は近年凱旋門賞好走馬を輩出し続けており(12人気1着ソレミア、2人気1着トレヴなど)、緑の勝負服を見た日本人が「ジャスタウェイだ!」と喜ぶが、実はバルチックバロネスだった…みたいな大金星が見られるかもしれない。オッズは未発表。


テレスコープ(Telescope)

【血統】父Galileo、母Velouette
【生年月日】2010年1月25日
【性別】牡
【毛色】不明
【調教師】Sir Michael Stoute(英国)
【競走成績】1着=ハードウィックS(GⅡ)
       2着=キングジョージ6世&クイーンエリザベスS(GⅠ)
       3着=英インターナショナルS(GⅠ)
→良血ガリレオ産駒。GⅠには手が届いていないが、GⅠ級であることは戦績が証明している。距離適性は問題ない。


フリントシャー(Flintshire)

【血統】父Dansili、母Dance Routine
【生年月日】2010年4月4日
【性別】牡
【毛色】鹿毛
【調教師】A.ファーブル(仏国)
【競走成績】1着=パリ大賞(GⅠ)
       2着=コロネーションC(GⅠ)、フォワ賞(GⅡ)
→昨年の8着馬。その後は2着、4着、2着と勝ち切れていないが安定。本番どこまで変わっているかに期待したい。


テレテキスト(Teletext)

【血統】父エンパイアメーカー、母Conference Call
【生年月日】2011年5月21日
【性別】牡
【毛色】不明
【調教師】P.Bary(仏国)
【競走成績】2着=ニエル賞(GⅡ)
       3着=パリ大賞(GⅠ)
→重賞勝ちはなくも、格上相手でもそれなりに走る。凱旋門賞はさすがに厳しいか。


プリンスジブラルタル(Prince Gibraltar)

【血統】父ロックオブジブラルタル、母Princess Sofia
【生年月日】2011年5月29日
【性別】牡
【毛色】不明
【調教師】J-C Rouget(仏国)
【競走成績】1着=クリテリウム・ド・サンクルー(GⅠ)、グレフュール賞(GⅡ)
       2着=パリ大賞(GⅠ)
       3着=ジョッケクルブ賞(仏ダービー)(GⅠ)
→7戦して複勝率100%。安定感はあるが、有力馬相手にどこまで。


スピリットジム(Spiritjim)

【血統】父ガリレオ、母Hidden Silver
【生年月日】2010年5月14日
【性別】牡
【毛色】鹿毛
【調教師】P.Bary(仏国)
【競走成績】1着=サンクルー大賞典(GⅠ)、シャンティ大賞典(GⅡ)
       3着=フォワ賞(GⅡ)
→10戦7勝の実力馬。フォワ賞は負けてしまったが、それまでは破竹の5連勝。勢い戻して本番どこまでやれるか楽しみ。


ギャランテ(Gallante)

【血統】父モンジュー、母Crazy Volume
【生年月日】2011年3月27日
【性別】牡
【毛色】鹿毛
【調教師】A.ファーブル(仏国)
【競走成績】1着=パリ大賞(GⅠ)
       3着=オカール賞(GⅡ)、ノアイユ賞(GⅢ)
→パリ大賞の勝ち馬。前走ニエル賞は6着大敗したものの、前哨戦ということを考えれば多少は目を瞑れるか。過去には数頭凱旋門賞馬を輩出しているGⅠを制覇したアドバンテージは大きい。


ノーブルミッション(Noble Mission)

【血統】父ガリレオ、母Kind
【生年月日】2009年2月25日
【性別】牡
【毛色】鹿毛
【調教師】Lady Cecil(英国)
【競走成績】1着=サンクルー大賞(GⅠ)、タタソールズ金杯(GⅠ)
       2着=ダルマイヤー大賞(GⅠ)
→フランケルの全弟。多数の重賞を勝ったり好走したり。シリュスデゼーグルやマジシャンなど一線級と戦った経験を生かして。


チキータ(Chicquita)

【血統】父モンジュー、母Prudenzia
【生年月日】2010年1月21日
【性別】牝
【毛色】鹿毛
【調教師】A.P.オブライエン(愛国)
【競走成績】1着=アイリッシュオークス(GⅠ)
       2着=ディアヌ賞(仏オークス)(GⅠ)
→昨年のアイリッシュオークスの勝ち馬、そして仏オークスではトレヴの4馬身差着。今年1戦挟んでどこまで。




日本馬にとっては本命不在の大チャンスとは言われていますが、欧州勢はそんな甘くはありません。
基本的には欧州の3歳もしくは牝馬が人気に関わらず好走するのがセオリー。
欧州勢にはシーザムーン、オーストラリアの分も頑張ってほしいです。









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それでは~