今回は凱旋門賞に出走してくるであろう有力馬を紹介します。
なお、取り上げるのは外国馬のみです。日本馬はと言うと、
・距離不安→ジャスタウェイ、ハープスター
・実力不安→ハープスター、ゴールドシップ
・血統不安→ジャスタウェイ、ハープスター、ゴールドシップ
・ローテ不安→上に同じ
以上から、今年の日本馬は見送りです。最大の壁は血統。凱旋門賞に縁の無いサンデーサイレンス系が絡む血統の馬の場合はオルフェ以上の実力を必要としますが、オルフェに先着した馬で凱旋門賞を目指している馬はいません。よって、今年の2歳馬以降で非サンデー系でオルフェ並の実力をもった馬が出ない限りは日本馬はあえて取り上げるつもりはないです。
☆オーストラリア(Australia)

【血統】父ガリレオ、母Ouija Board
【生年月日】2011年4月8日
【性別】牡
【毛色】栗毛
【調教師】A.P.オブライエン(愛国)
【競走成績】1着=英ダービー(GⅠ)、愛ダービー(GⅠ) 3着=英2000ギニー(GⅠ)
→超良血馬。距離が延びた英ダービー完勝。愛ダービーは他馬を全く意に介さない完勝。
☆シーザムーン(Sea The Moon)

【血統】父シーザスターズ、母Sanwa
【生年月日】2011年4月29日
【性別】牡
【毛色】黒鹿毛
【調教師】Markus Klug(独国)
【競走成績】1着=独ダービー(GⅠ)、ウニオンレネン(GⅡ)、春季3歳賞(GⅢ)
→外ラチ沿いに飛んで、2着に11馬身差をつける圧勝劇を見せた独ダービーが印象的。父が凱旋門賞ということ、鞍上がC.スミヨン騎手ということもあり、凱旋門賞制覇に期待がかかる。
☆タグルーダ(Taghrooda)

【血統】父シーザスターズ、母Ezima
【生年月日】2011年1月27日
【性別】牝
【毛色】鹿毛
【調教師】John H.M.Gosden(英国)
【競走成績】1着=キングジョージⅥ&QES(GⅠ)、英オークス(GⅠ)
→シーザスターズに初GⅠをプレゼントした孝行娘。その英オークスも圧勝。キングジョージⅥ&QESではテレスコープやムカドラム、マジシャンなどを差し切って快勝。
☆トレヴ(Treve)

【血統】父Motivator、母Trevise
【生年月日】2010年4月7日
【性別】牝
【毛色】鹿毛
【調教師】クリスティアーヌ・ヘッド=マーレック(仏国)
【競走成績】1着=凱旋門賞(GⅠ)、ヴェルメイユ賞(GⅠ)、ディアヌ賞(仏オークス)(GⅠ)
→昨年の凱旋門賞では化け物オルフェーヴルに圧勝。今年は冴えないが、本気仕上げをしてくれば。
☆アヴニールセルタン(Avenir Certain)

【血統】父Le Havre、母Puggy
【生年月日】2011年4月30日
【性別】牝
【毛色】鹿毛
【調教師】Jean-Claude Rouget(仏国)
【競走成績】1着=仏1000ギニー(GⅠ)、ディアヌ賞(仏オークス)(GⅠ)
→デビューから5連勝で、前走ディアヌ賞(仏オークス)は大外一気。少なくとも距離不安を抱えるハープスターより有利。
やはり、外国馬のほうが圧倒的に魅力的な今年の凱旋門賞です。
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それでは~