こんばんみー!艶闇です。
宝塚記念の見解です。
土曜の阪神を見たら考えは変わると思いますが。
「フェノーメノが勝ったらシラケちゃう~」「ゴールドシップにはスター性がない」「ジェンティルドンナなんかただの牝馬だろ」というような、世間的な感情は抜きにしたいと思います(私は実際3頭とも好きなので、その辺は大丈夫です)。
~見解~
※三者三様の意見が出ているので、私も遠慮なく。
1枠1番 ヒットザターゲット
戦績的には宝塚記念馬券内は厳しい。前走目黒記念から連に絡んだ馬は過去10年皆無で、最内もあまり伸びない。ミスプロ、グレイソヴリンが絡むのはいいが、それでも頭は厳しい。
2枠2番 タニノエポレット
重賞以外のローテは壊滅的な上、敗戦続き、上積みなしで到底買うことは難しい。
3枠3番 フェノーメノ
3歳の頃から安定の成績を誇り、天皇賞(春)を勝ち上がってここに来られたのは大きなプラス。調教申し分なく、ステイゴールド産駒という強みもある。枠もいい枠とって、先行押し切り勝ちが見えてきたとも言える。ただし阪神コース未出走馬は、人気を吸って飛ぶパターンがほとんどなので、警戒は必要。美浦の成績も悪いことは知っておくべき。
4枠4番 ダノンバラード
重賞が妨害のAJCCと全盛期のラジNIKの2つだけだと、このメンバー構成では分が悪い。G1も走ってはいるけれど、それも全盛期の皐月賞をオルフェーヴルの0.7差。ディープインパクト産駒という点も、阪神ではステイゴールドに劣る。それでもテンの川田騎手は狙えると思うし、反応は上々。先行で押し切るのは難しいが、脚を溜められれば、と思う。
5枠5番 シルポート
常に逃げを敢行しようとしているが、近走はさすがに年の衰えが見える。ただでさえスタミナの要る阪神で逃げ切るのに、重賞勝ち鞍が全て2000m以下のこの馬には厳しい。気配は悪くないので、極端な重馬場などなら楽しみ。
6枠6番 トーセンラー
まず不安なのは、ディープインパクト産駒であることと、連対のほとんどが京都やローカルであったこと。重馬場だと話にならず、距離も延長の方が良いタイプ。それでも最終追い切りが終い12.0や成長力、鞍上からも期待せざるを得ない。
6枠7番 スマートギア
穴を開けるのは2000m。追い切りも平凡でさすがに厳しい。
7枠8番 ナカヤマナイト
状態良好、ステイゴールド産駒、非根幹距離巧者であるが、中山巧者である点は評価できない。G1の流れにもうまく対応できていないようなので、馬場次第。
7枠9番 ローゼンケーニッヒ
薔薇一族だが、その身は1000万下。成長力と鋭い脚は評価できるけれど、さすがにG1では恐ろしくて買えない。3着まで?
8枠10番 ゴールドシップ
連勝を狙って1強ムードの前走は取りこぼしたが、それでも有馬記念を勝ったことに変わりはない。阪神でも成績は残しているが、いかんせん相手がOPレベル。出足の悪さと切れの悪さも玉に瑕だが、ロングスパートが生かせる展開になればこれほど恐ろしい馬は居ないと思う。態勢は整っているから、あとは脚質転換でも起きないかと思っているが。
8枠11番 ジェンティルドンナ
今年のレーディングはかなり落としているし、相変わらず過小評価と過大評価が横行している。血統はディープインパクト産駒なので、ステイゴールド産駒に対しては分が悪い。ただし、血統的結びつきのあるマーメイドステークスはディープインパクト産駒(マルセリーナ)の勝利であった。ジャパンカップは斤量差があったにせよ、先行馬で上がり2位はスピードが速いことを示しており、阪神では有利。追い切りは恐らく1番良い。後は成長次第でジャパンカップのフェノーメノとの着差を埋められたり、馬場が荒れなければ。