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~自然体~

神経筋連動整体法という治療法を用いて、東大阪で治療院を開業しております。皆様の日々の健康のためになる様な情報を僕独自の視点で色々と発信してみようと思ってます。
よろしくお願いいたします。

先日は本来の治療は痛み止めに頼らず、原因を追及し改善させる事が本来の治療であると述べました。

では、その原因っ何?って話になりますよね。この原因には本当に色々とあります。
怪我による外傷からくる痛みはもとより、内科的、ストレスによる自律神経からくる痛み、生活習慣による慢性的な腰痛や肩こり等々…

今日は整形外科疾患でも多い、変形性の膝痛等を例にとって少し話してみましょう。

私が治療に携わっていても、ご年配の患者さんで、膝の骨がすり減って変形してるから痛いとおっしゃって来院される方は非常に多くおられます。しかし、僕はこの表現にいつも疑問を感じます。骨や軟骨には痛みを感じるセンサーがないんだけどな…っと、確かに膝が変形することにより、関節の周囲の軟部組織(筋肉、靭帯、腱等々)に負荷がかかって痛みが出るのは確かです。しかし、ほとんどの方は骨がすり減って変形してるから痛いと言って、骨だけにとらわれてる方が多くおられるようなのです…

そういう思いがあってか、手術をして人工関節にすれば、何もかも解消出来るように思われがちですが、決してそんなことばかりではありません。確かに手術をする事で、見た目の変形は元に戻ります。しかし、痛みや機能回復と言う事では、必ずしも全てが解消される訳ではないのです。現に手術をしたけど、痛みがとれない、正座やしゃがむ事が出来ないと言う方も多くおられます。

僕が思うのは、確かに手術は治療として一つの選択肢なので、それ自体を否定するものではありませんが、しかしながら、考えなければいけないのは、何故変形して痛むのか?ここを知らなければ、 痛みを改善するどころか、機能を回復する事さえも難しいのです。

確かに年齢を重ねると、老化はつきものなので、筋力が低下したり、多少軟骨の量が減少する事はあるでしょう、しかしながら、足がくの字に変形して痛みが出るのとは明らかに違う訳があるのです。それを証拠に80才、90才でも、足にくの字の変形もなく元気に歩いたり、走ったりされてる方も多くおられますし、逆に変形があっても、痛みもなく元気に動いておられる方もあります。

では、何故変形して痛むのか?
簡単に答えを言ってしまうと、使い方の問題なのです。

人にはそれぞれの生活習慣や動きの癖があって、皆、同じようには使っていません。身体はその使い方によって、良い様にも悪い様にも変化するのです。

人の身体には人それぞれに理屈にあった身体の使い方があります。上手な身体の使い方をしていれば、余計な膝の変形を防ぐ事も出来ますし、たとえ膝に変形があったとしても、痛みを出させない様にして機能を十分に発揮させ、日常生活においてもあまり不自由なく過ごせる使い方があるのも確かです。

そういった事を知り、年のせいだと諦めずに実践していく事が、健康で元気に過ごす秘訣でもあるのです。