第2回 痛みについて2 | ~自然体~

~自然体~

神経筋連動整体法という治療法を用いて、東大阪で治療院を開業しております。皆様の日々の健康のためになる様な情報を僕独自の視点で色々と発信してみようと思ってます。
よろしくお願いいたします。

先日、痛みは脳で認識しているとお話をしました。色々な原因があって、身体のどこかに異常があると、その部分のセンサーが反応して、脳に情報伝達されて、痛みを感じると。
世間一般的に痛み止めのお薬なんかを使って治ったとおっしゃる方もよくおられますが、僕から見れば、これは治ったというよりは、「誤魔化した」と言うべきではないでしょうか…
痛み止めの薬の作用は、簡単に言うなれば、先程のセンサーの感度を下げて痛みを和らげてるだけであって、決して痛みを出している原因を取り除いている訳ではありません。一時的に痛みを緩和させても、痛みの原因がそこにある以上、又、痛みの再発を繰り返すのです。
例えば、火事が起こって、見えてる部分の火に水をかけて消火してるだけで、火種になってる部分はほったらかしにしてる状態なので、一時的には消火された様に見えるけど、実は火種が残ってるので、又、燃え上がるみたいな事の繰り返しですね。
本当の治療は、痛んでる場所だけを治療するのではなく、その火種になってる部分を見つけ、さらには、何故そこが火種になったのかの原因を追及し、改善させる事が本来の治療の目的であると僕は強く感じます。