夜行 森見 登美彦 著


不思議な作品でした

森見さんの本は何冊か読みましたが、怪談とは違うけど、背筋がゾクってするような不思議な感じがしました


一人の部屋で読んでいると、登場人物が物語に出てくる作品の夜の世界にひきこまれるように、自分も引き込まれてしまいそうで、怖くなります

身近になさそうでありそうな感じがして、先が気になって一気に読み終えてしまいました


森見さんは京都大学出身で、寮生活を送られたそうで、大学の変な人の話など、地方大学の寮生活を経験した私が懐かしいなぁと思える点が多々あります(頭の良さは全然違いますが)


夏の夜に読むのはもってこいの作品かも

本はどんな世界にも連れて行ってくれるから、やっぱり好きだなぁ…