嫌われる勇気という本について、続きを書いていきます
勇気づけについて
アドラー心理学では
あらゆる「縦の関係」を否定し、全ての対人関係を「横の関係」とすることを提唱している。
そもそも劣等感とは、
縦の関係中から生じてくる意識なんだそう。
介入することは縦の関係からくること。
だとしても、苦しんでいる人がいたら見過ごすわけにいかないですよね。
介入にならない「援助」をする必要がある。
課題の分離
子供が、勉強すること。これは、子供が自ら解決する課題である。
親や教師が肩代わりできるものではあい。
こうした他者の課題に土足でふみ込み
「勉強しなさい、あの大学を受けなさい」と口うるさく指示することを介入という。
援助とはまず大前提に課題の分離があり、横の関係がある。
勉強しなさいと上から命令するのではなく、本人に「自分は勉強ができるのだ」と自信を持ち、自らのカで課題に立ち向かっていけるように働きかける。
「馬を水辺につれていくことはできるが、水をのませることはできない。」というあのアプローチのこと!
承認欲求は一見、他者を見ているようだけど、実は、自分のことしか見ていない。
どれだけ自分のことに注目し、どう評価しているのか?他者からどう思われているか、ばかりを気にかける生き方こそ、私にしか関心を持たない、自己中心的なライフスタイルなんだそう。
私たちは世界の中心にいるわけではない。
「この人は私に何を与えてくれるのか?」
ではなく、
「私はこの人に何を与えられるか?」を考えなければならない。
それが、共同体へのコミットであり、対人関係のゴールである「共同体感覚」になる。
幸福な対人関係のあり方を考える最も重要な指標なんだって。
勇気づけのアプローチ
人が課題を前に踏みとどまっているのは、その人に能力がないからではなく、課題に立ち向かう勇気がくじかれていることが問題。
だからこのくじかれた勇気を取り戻すことが先決なんだそう★