初参戦・T-SQUARE | 浪人・DEGのブログ

浪人・DEGのブログ

横浜市能見台にある古本屋読書館スタッフ・DEGのブログ
本のことはほとんど書いてなく、ボクの趣味である野球、競馬、ラグビーネタばかり(笑)

 去年の今頃だったか、元スクエアの和泉さんのピアノトリオのライヴを観に行った。それまでは、“マイベスト”みたいなのを聴くことはあっても、また新譜を買うことはあってもライヴに行くことはなかった本家のT-SQUARE。ルネ仲間も奈奈ちゃんが、強烈なファンであることは知ってて、“チケット余ったら声かけてね~”なんて言ってたけど、実現しないでいた。 が、ようやく35周年のツアーで初めて観ることが出来た。

 昨日の代々木は、ケツメイシ、関ジャニとライヴが重なってることもあり、原宿からNHKホール近辺は、ものすごい人出、しかも8割近くが女の子、なんとも場違いな感じを渋公へ向かった。 ちなみに、こちらは、アラ・フィフの嵐(笑)。 

 で、ライヴ。今回、“Smile”というスパーバンド名義で新譜を出していたが、これはボク的には、イマイチ・・・だったので、「全部やります」だと厳しいなぁ、だったけどセットリストは新旧織り交ぜで古くからのファンも納得だったのでは・・・と(もちろん、アルバムの枚数もそれなりなので、ファンそれぞれ好みもあるだろうから全面的に満足させらる訳はない)。 早々に演奏したメドレーの中の“omens of love”での、安藤さんのギターと伊東さん、宮崎さんのEWI2本とのユニゾンに鳥肌・・・でした。ずっとこのバンドはCDで聴いてればいいじゃん、と思ってたけどライヴはライヴで、即興アリのなによりヴィジュアルでのプラスは大きいね。 ただ、普段はメタル界の住民なのでソロが長いのにはちょっと閉口。フージョンやジャズでは当り前のことではあるが、メタルではソロはまず“BOREな時間”、「イエ~ッ!」ってやりたい若者以外は大体ヒマそうにしてるもんね(笑) ドラムソロなんてのは、曲の合間にちょろってやるくらいだけでいいし、やるならパーカッションやベースとのセッションにすればいい。ベースも半分くらいで・・・、と。

 そう、やっぱり音楽ってのは、“メロディが大事”なんですな(ま、人それぞれってのは知ってます)。 ボクが聞いてるロックもフュージョンもクラシックもジャズも皆いっしょ、解りやすく言うと、“鼻歌で歌える”、“口笛で奏でられる”って感じ。なので、スクエアでも歌えないとダメだし(解るひとには解る表現でスミマセン)、クラシックでもマーラーやショスタコヴィッチなんか辛いのだ。 でも実際、先述の“omens of love”やラストにやった“all about you”なんかは大うけだったし、ボクも大好き、要は、そこのような気がするなぁ、と。

 最近は、フュージョンバンドなんて滅多に聞かないし、世間的にも売れてる方なんてそうはいないんだろうけど、昨日ボクの隣りの席の方は、なんと二十歳、カシオペアを普段聴いてるらしい(これもビックリ)けど、どうやらオヤジさんの影響とのこと(多分そんなに歳は離れてない、ボクと)、会場見渡しても最年少じゃね、な感じ。まわりには、この手の話を出来る友達はいないそうだ(当然)。なんとか受け継がれて欲しい音楽なんだけど、どうなんですかね。 また10月にもアニバーサリー・同窓会的コンサートがあるらしいので是非参戦しよう。 ではでは、俊介。