読書感想

読書感想

読んだ本の感想を書き綴ります。



小説・漫画・バラエティ等ジャンルは問わず幅広く読み漁ります。



最高評価が☆×5です。



男と女で更新します。

小説・漫画・バラエティ等ジャンルを問わず読んだ本の感想を書き綴ります。

男と女で更新しています。最高評価は☆×5です。

同じ本でも性による感想の違いが表現されるとおもしろいかな。





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オーデュボンの祈り (新潮文庫)/伊坂 幸太郎
¥660
Amazon.co.jp
完読日:2007年・2008年11月17日(2回目)
著者:伊坂幸太郎
評価:★★★★★
読者:男


最新作モダンタイムスを読んだあと、

昔の伊坂幸太郎作品を読みたくなって手にとった一冊。


このデビュー作はだいぶ前に読んだものの、

おもしろかったという漠然な思いしか残っていなかったため、

再読してみることにした。


読み終わった感想としては、

やっぱりおもしろい!

最高におもしろいのだ。


すごく心が温まる作品で、

読み終えた後の充実感がたまらなかった。


しゃべる案山子や殺人が認められている人間。

荻島という日本と隔離された島で巻き起こる不思議な世界感は

本当にお見事!


デビュー作であろうと何作目であろうとこの人のセンスは

まったく変わらないものだった。


やはり昨日読み終えたモダンタイムスよりも、

こういう割り切った話の方がおもしろい。


2回本を読みたくなることはめったにないのだが、

買っておいてまた読む機会があってよかった。


やっぱり伊坂幸太郎はおもしろい!

今後も注目したい。

モダンタイムス (Morning NOVELS)/伊坂 幸太郎
¥1,785
Amazon.co.jp
完読日:2008年11月16日
著者:伊坂幸太郎
評価:★★★
読者:男


あとがきに「ゴールデンスランバーと並行して作った作品。類似した点が多くある。」

という伊坂幸太郎の言葉を読んですごくしっくりきた。


話の根本、「誰かではない何か大きなもの・仕組みに狙われる」が一緒だった。

その点で考えると内容としてゴールデンスランバーのほうがおもしろかった。


ただ、いつものようなシュールな感覚の登場人物や、

この先どうなるんだろうという展開と多くの伏線はさすがだった。


個人的な感想としては超能力系の話はあまり好きではない。

であれば「死神の精度」のように割り切って展開してもらいたい。


現実的にあり得る範囲の中でおもしろい作品を書ける作家だと思うので、次回作はそんな作品だといいなぁと思った。


細かいところをみると井坂好太郎という作家が登場したり、

あの犬養首相がでてきたりとおもしろいポイントもついていた。


播磨崎中学校の話の部分は、読んでいて漫画「MONSTER」を思い出した。

まさに「511キンダーハイム」の環境を想像してしまったので、

頭の中で登場人物のイメージが浦沢直樹の絵になった。


かなりの長編だったが、あっという間に読めてしまった。

なんとなくらしくない感じではあったものの、

また早く新しい作品も読みたいと思う。


陽気なギャングが地球を回す (祥伝社文庫)/伊坂 幸太郎
¥660
Amazon.co.jp
完読日:2007年
著者:伊坂幸太郎
評価:★★★★★
読者:男

この作品は伊坂作品の中ではまったく異質だ。
おもしろい!のはいつもおもしろいのだが、
キャラクター設定がいつにもましておもしろい。

無意識に人の嘘を察知できる成瀬、妙に博識で饒舌な演説の達人響野、 動物好きの天才スリ久遠、限りなく精巧な体内時計を持つ雪子の4人組銀行強盗団。

4人の個性あふれるギャングが本当に地球を回してしまいそうだ。

普通ならばそんな設定のギャング小説なんて・・・

って思うだろうが、そこは伊坂幸太郎。本当におもしろく仕上がってます。


まるで映画を見ているようでした。

そしてギャングがかっこよく思えてしまう。。


実際映画化され、DVDでレンタルしましたが、
本だけを読むことをお勧めいたします。


小説読みながら笑いました!


「ロマンはどこだ」


響野の一言が、自分の周りの誰かが言ったなら気持ち悪く聞こえそうな一言が、やたらとかっこよく響きました!


是非読んでみてください!