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個人的評価★★★☆☆

さよならの後にくるに続く市立高校シリーズ第3弾。
・芸術棟が封鎖され、部室争奪戦に巻き込まれる葉山くん。開かずの部屋に突如出現した鉄道模型の謎とは?
・シチューの調理実習でミノの皿からジャガイモが消えた?
・葉山くんを狙って植木鉢が落とされる。しかし容疑者には全員アリバイがあって—?
・妻に内緒でプレミアプラモデルを買った夫。その金額とは?
・演劇部の入谷さんとお付き合いすることになった葉山くん。「彼氏」として奮闘する葉山くんだが—?
5編を収録した短編集です。前作と違いそれぞれ独立した短編になっていますのでそれぞれのエピソードを気軽に読めます。
 
感想(若干ネタバレあり)
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
前作のようにつながりのある短編ではないので全体的に薄味に感じました。
しかし価値のわからないプラモデルの値段を夫とその友人の会話と行動から推理する「嫁と竜どちらをとるか?」では伊神さんにヒントをもらいながらも葉山くんが解決し、葉山くんに彼女ができる「今日から彼氏」は葉山くんが浮かれまくるかと思いきや彼女の行動に違和感を感じて推理してしまうなど、葉山くんの変な成長(トラブル慣れ?)が面白かったです。
 
好きなエピソードはやっぱり「今日から彼氏」
前作より明確な恋愛要素がもどかしい、青春ミステリーらしい短編で楽しめました。
 
一応「さよならの次にくる」の前の時間軸の短編もあるのでそれよりもこちらを先に読んでもまったく問題ないと思います。ちょっとした時間つぶしにぴったりのライトな学園ミステリー、ぜひご一読ください。