「簿記」という言葉はよく聞くけれど、一体何をするのでしょうか?
「とにかく取引を記録する」「家計簿の企業版」というイメージが多いでしょうか?
簿記の目的は決算書類を作ることにあります。
財務三表という言葉も有名ですが、簿記を学ぶことでこの財務三表を作成できるようになります。
中でも貸借対照表(バランスシート)と損益計算書の2つは簿記3級でも勉強します。
簿記の流れは大まかに以下です。
仕訳 → 勘定に転記 → 試算表の作成 → 貸借対照表、損益計算書の作成
貸借対照表や損益計算書の作成というとすごいことを行なっていそうで怯みそうになります。
実際に大企業でこれを作ろうとなると相当な労力だとは思います。
でも簿記2級くらいのレベルであれば怯む必要はありません。
個人的な感想ですが、仕訳ができるようになればそのあとの処理はあまり難しくないように思います。
なので、個人で事業をやる程度であればなんとかなるんじゃないかと、
個人事業をしたことがないサラリーマンの私が思ってみたり。。。
まあ会計ソフトもいろいろありますし、事業を始めたとしても最初はそんなに取引も多くないでしょうから、
案ずるよりも産むが易しということでやってみたらきっとなんとかなりますかね。