今日は会社員向けのお話です。
先日、確定拠出年金の状況を知らせる手紙が届きました。
入社した時に決めた商品から全く変更せずにこれまで放置してきたのですが、
運よく上昇が続いています。ありがたし。
ところで、このまま利益を出せたとして、受け取るときに税金はどうなるのでしょうか?
通常の株式などですと給与収入とは切り離された分離課税として、運用益の約20%が税金として持っていかれます。
確定拠出年金の場合も20%なのか、それとも所得税などと同じような扱いになるのか・・・
ということで、久しぶりに確定拠出年金について調べることにしました。
主には厚労省のサイトから。
ここで私がいう「確定拠出年金」はいわゆる企業版DCと呼ばれるものです。
DCって何よ?という感じですが、「Defined Contribution」もしくは「Defined Contribution Plan」の略のようです。
あまりピンと来ていませんが、私の英語力のせいでもあると思うのでここでは流します。
同じく確定拠出年金の制度でiDeCoもあります。
こちらもiDeCoってなんの略よ?という話ですが、
「英語表記の individual-type Defined Contribution pension planの単語の一部から構成され、個人型確定拠出年金をうまく表している」
とのこと。
はい。今回は割愛します。
確定拠出年金(企業版DC)と似たものとして、確定給付型企業年金というものもあります。
最近では確定拠出年金の方が主流になっている感じがします。
確定給付型年金はあらかじめ、「これくらいの年金を払いますよ」というのを従業員と約束するのに対し、
確定拠出年金は「これくらいの拠出金を出しますよ、あとはご自分でどうぞ」という感じでしょうか。
確定給付型年金は運用で損が出ても従業員と約束した年金額を払わなければいけないのでその分は企業の持ち出しになってしまいますが、
確定拠出年金であればそのリスクを負わなくて済みますので、経営の見通しがしやすくなるメリットがありそうです。
そう考えると確定拠出年金に移行する企業が多くなるのは当然のような気もしますね。
さて、確定拠出年金で積み上げた資産は60歳になるともらうことができますが、
運用益が出ている場合の税金の扱いはどうなんでしょうか?
先ほどの厚労省のサイトには以下のように記載されていました。
・運用時の運用益 → 非課税
・給付時に年金として受給 → 公的年金等控除
・給付時に一時金として受給 → 退職所得控除
うん、なんか優遇されているような雰囲気もあるが、絶妙にわからん!
ということで、もう少し調べます。