前妻の殺人依頼は、後妻自身、そして今回の殺人の標的は後妻という、とても因縁めいた話だ。
今回の仕事は、ベテランの梅安にとっては「殺し事態」は簡単なものとなったが、殺す標的が女性であること、、、同じ男性の前妻と後妻を自分が殺し屋の立場になって関わる点が焦点と感じた。
が、ここで話は更に急展開する。。。。この後妻は、、梅安の妹であった。同時に梅安の生い立ちが説明されていくのであるが、、妹と認識していても、ためらいもなく殺してしまう梅安の生い立ちと女性に対しての強い偏見も描かれている。
おんなごろし  完
つづく

藤枝梅安
1巻を読み終えたところでのレポート。
時代は江戸時代との推測できるが、その時期までは読みとれず。
恰幅のよいスキンヘッドの鍼灸師が主人公の藤枝梅安である。住所は品川の2間の粋な住まいと推測され、家事は己でも可能だが、年配家政婦が毎日通っている、独身男性。
大根と、油揚げの鍋を、茶碗でヒヤ酒と、共につっつくのが好物であるが、ちょちょっとした美味いものには精通している。
鍼灸師としての腕も確かなもので、庶民から大きな商人、上は武家までも診察し、さらに安価であることから繁盛、かつ、信頼された医師である。
物語では上記の日常と、裏の殺し屋との顔をつづっており、かつ、藤枝梅安自身も、裏稼業と鍼灸師の己を問いただす場面もおおいことから、「ただ日常と殺し屋のギャップ」を読ませる本ではない。

本編は軽い梅安の紹介のあと、最初の「殺し仕事」に入っていく。
殺人の受注方法、依頼主、価格、そして実務に関してを巻頭の殺しで説明していくものである。

作品中、第1の仕事(文中ではすでに20名以上の殺しをしている)は、両国の料理屋の後妻である。
料理屋の詳細は割愛するが、今回の殺人依頼は以前受注した殺しと因縁めいた仕事となる。というのも、この家の前妻も梅安が依頼を受けて殺した家の後妻が今回の目的となる人物になるのだ。
こうなると、依頼主は「ご主人」と、推測してしまうが、実は前妻の殺人の依頼主はこの「後妻」なのである。
つづく


今日から頑張って読書をして、感想文を書きます