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本当は別な本を買いに書店に行ったのですが

目的の本の隣にあったコチラをつい購入してしまいました。



『サイコパス』中野信子


というのも、数年前にサイコパスについて少しgoogleで検索したことがあったんです。





当時、私の周りにとても信じられない人が2人いました。


その人の特徴は簡単に書き出すと、、、



・日常的に大小様々な嘘をつく
・異常なまでに危機感が不足している
・自己中を通り越して身勝手
・反省や後悔がない
・無責任
・非常識にも関わらず何故か人が寄ってくる




いろいろぶっ飛んだエピソードもあって当時は真剣に検索したのを思い出しました。




ちょうどその頃、何かのTV番組で
『産まれながらの悪人はいるのか?』
というものを見たことがあります。


存在するとの事


科学的に証明されてる、とその番組では言っていました。

それがサイコパスなのかは分かりませんが


コチラの本には、
精神的、脳科学的、な観点からもサイコパスについて書いてあって



具体的な犯罪事例も紹介されています。


サイコパスだから犯罪者と言う訳ではなく、この本の中では『勝ち組サイコパス』としてスティーブ・ジョブズなどの名前もあげられています。



今現在も100人に1人の割合で存在するであろうサイコパス。



サイコパスが何故存在するのかを書かれた部分を読んでいると、


産まれてきた意味や、十人十色の使命みたいなものはやはりあるんじゃないかと考えさせられましたし、存在する全ては偶然ではなく必然で無意味なものはないんじゃないかとまで感じました。






心とは何か?魂は存在するのか?



環境が及ぼす人格の形成や変化


などなど疑問や奥深さが次々と湧いてきます。



やはり、宿命や業みたいなものは人類が誕生したその時からずっと繋がり続けている遺伝子の中に刻まれたものなのでしょうか?



人間自体がパンドラの箱であり、宇宙であり、この世で一番恐ろしく、そしてまた希望に満ちたものなのでしょうか?




あの世なんて存在するのかも分からないほど未知の世界ですが、この世も同じくらい未知の世界だなぁ〜と感じました。




未知の世界を冒険したような気持ちになった1冊です。