ポイントは、日銀は国債を80兆円買い増す方針を変えていない事です。日銀はどんな金利でも国債を買います。金利が低い=国債価格が高い事を表します。証券会社は財務省の入札方式で国債を調達し、より高い価格(低い金利)で日銀に転売する事で利益を得ます。市場関係者の間ではこれを日銀トレードと呼んでいます。

詳しく説明します。1日に実施した10年債の入札債券に記載される額面は100円で、利息は年0.1%という条件でした。この条件の国債をいくらで買うかを競うのが国債入札で、高い金額を提示した金融機関が国債を買うことができます。実際は10年債平均落札価格は101円25銭でした。つまり、この国債を買って10年持つと25銭の損をする計算です。年間の利回りに直すとマイナス0.024%となります。この平均落札価格が8日は、101円96銭となり、日銀に転売して差額分の利益を得る事ができます。外国人も値上がり目的で購入しているのです。

 

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