佐藤優氏の

調べる技術、書く技術

179ページの文庫本です。

まずは、

AIと、人間との差について書かれてあります。

AIは、設定されたものを忠実に遂行出来ます

人間は、考えて、今目の前に起きている状況
に対して、人に対して、対応を変える事が
出来る。


AIが人間を上回ることはないだろうとの
見解が示されてあります。


そこで、これからは
知的生産力を高める事がこのAIの時代に
人間の能力を発揮し豊かに幸せに生きる
事が出来ると。


知的生産力を高めるというのは、
仕事の上で言われた事を正確に理解し
ミスなく実行する。
そこに、少しの気遣い、付加価値を付ける
能力を上げること。


その為に、

情報を調べ、見極める
具体的なアウトプットの為のインプットをする


インプットとは、読書する
新聞、ネットで調べる


読書する事も、高校の教科書レベルの知識
自分の仕事に関しては大学レベルの基礎知識
を身につけておかないと、
読んでも頭に残らない。


その知識を補う為に
数点の本が紹介されています。



私はこの本を読んで、感動したのが

八重洲ブックセンター本店

丸善                  丸の内本店

三省堂書店       神保町本店

ジュンク堂書店  池袋本店

紀伊国屋           新宿本店


こちらの書店の


専門書売り場にいる書店員の質が非常に高い


中途半端な識者、大学教授など軽く超える

レベルといっていい。


と書かれてあり、

そういう書店は、強いし、

プロ意識が高い!と思いました。

私も東京に行く便には

寄りたいもんだ❣️


話が変わり

アウトプットにおいては、

ノート、手帳に手書きで書く。

新しく知ったことを書くと著書に書かれて

あります。



ノートに手書きで記すというのが

もっともシンプルで実践しやすく

確実で、自分の不得意分野のことでも

「記す」という行為を介する事で

格段に効率よく知識を自分のものに出来る


そして、


これからの時代、

自分で考えて答えを導き出す力が問われる

その為にも基礎学力が充分でないと

2020年の大学入試制度が改変されることで

基礎的な知識、教養をベースとして

ものを考え理解しアウトプットするという

能力が養われた若者が社会に出てくる可能性

が高いので、マークシートで試験を経験して

きた人間が2020年試験経験者に凌駕される

ことも考えられるとの事です。