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きっかけになった作品です。





オーデュボンの祈り

伊坂幸太郎


伊坂幸太郎さんの作品自体

初めて読みました。


〜ざっくりあらすじ〜


真面目一辺倒で生きてきた主人公、伊藤が魔が刺してコンビニ強盗をしてしまう。

事故に巻き込まれて気が付いたら見知らぬ島に着いていた。

そこでは未来が見えるカカシ、優午がいて。。。



不思議な島

不思議な住人たち

文明や化学はどうなってるのか


自由奔放に見えるのに、

最低限の

秩序は保たれてる


それは『優午』と『桜』の2人がいるから。


そんな思いをつらつらと

書いてみました。

(〃_ _)) 

(ネタバレは書きません)



〜優午に感情移入してみた〜


未来の見えるカカシの『優午』

もし自分に未来が見える力があったら?

周りの人の不幸が見えてたら言う?言わない?


カカシだから歩けない。

逃げることもできない。

非難されたらされっぱなし。


非難もされるけど、

勝手に崇められもする。


そんな身勝手な人間を100年も見続ける。


もし私なら、どこかで

人間を見捨てるかもしれない。

嘘の未来を言うかもしれない。

「みんな滅びろ」って思うかもしれない。


でも優午は嘘はつかなかった。

だからラストは願いが叶ったんだと思う。



〜桜に感情移入してみた〜


なぜか殺人を容認されてる『桜』

警察なのかと思えば、

ちゃんと警察は別で存在している。


この立ち位置って、学校や職場でよくある

「直接権力はないけど、

みんな言うこと聞いちゃう人」

なのかな。


自分の中のルールがちゃんとあるから

『桜なら仕方ないよね』

がまかり通る。


でも、このポジションってかなり孤独。

現実世界では損得勘定で人が寄ってきがち。


人を見る目があるから中立で居られるけど、

好き嫌いで判断したら殺戮を繰り返すだけになる。。。あ、その時は警察か。


詩集が好きなのも、自然を愛するのも

他者との距離を置いてるのが分かるから

外から来た伊藤となら

上手く信頼関係を築けるかもしれない。


ラストは、読者みんなの

期待に応えてくれて拍手。



〜終わりに〜


読了ブログなんて書いたことないから

単純に思ったまま打ち込んでみました。


みなさん、上手に書きますね^^


私も精進していきます。

ではでは。