自作小説 「機械」 決戦・ 急 その6 | どうも、ドクロ家DEATH!

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きゃっきゃうふふな日々をご紹介、かーちゃん達にはナイショだぞー(゚Д゚)ノ


ボクチンは、メリッサの首筋をなで

「ありがと」

「はなれてて」と、避難するようにうながす

メリッサは バサッバサッと2,3度はばたくと ステージのはしに移動する









ボクチンは、ゆっくりと視線を戻すと、そこにゴリッペが立っていた

ゴリッペの背中の向こうで、ニジさんが髪を振り乱しながら 機械の操作コンソールをたたきつづけている

ニジさんがキーを1つ叩くたびに あらゆる種類の感情の波動が、ホールに響き渡る









ボクチンの仲間たちは皆、花道の後方で闘い続けている









スタンドの力を放ち続け、キノコ化の波動をくいとめる部長


巨大な虎の式神?を自在に操り、キノコ人間をけちらす ミコシさん


何度も何度も魔法をとなえ、奇跡のような天変地異をひきおこす なんさん


3人にキノコ人間を近づけまいと、武術の限りをつくす たまねぎさん









負けられない・・・

みんなのためにも









ボクチンは叫んだ!

「ごりっぺ!許さんぞ!! ボクチンたちは」








間髪いれず

「部長 あなたはなぜ、キノコ人間にならないのですか?」

あっさりと、ボクチンの声をさえぎり ごりっぺが冷たい口調でいいはなつ










ええ~~~・・・ちょっ・・・主人公がいいかんじで、もりあげようと しゃべってたのに~











間抜けにもボクチンは、ごりっぺの問いに答えてしまう

「え・・・え~と それ・・・は」










そういえば、そうなのだ

部長がはったバリヤーを一瞬とはいえ、飛びだして 此処まで来たのに

『機械』が放つ 

人間の脳に直接反応させ、無理やり変化をうながす波動を

モロにうけたのに・・・

ボクチンは、なんともなっていない・・・

「ん~~~・・・・なんでだろう?」











ごりっぺは、視線をメリッサのほうに向けると つぶやいた

「あの・・・鳥の力なのか・・?」

「まさか・・・」

「いや・・・あるいは・・・」










え・・・えと・・・あるいは?なに?

じゃなくて!

「ごりっぺ!よくもボクチンのアナをキノコ人間に」










だが、またもあっさりと ごりっぺは、さえぎる

「どうあろうが」

「このステージに立ち、私達の前に立ったのですから」

「闘う気は充分ということです」

「もはや、問答は無用ということ!」










・・・って ええ~?また~~~無視~?

主人公の由縁を見せつけないといけないのに~~~











ごりっぺは、ボクチンをまったくほったらかしにして

その力を解放した










バリバリバリッ!!

ごりっぺの上半身の衣服が

急激にふくれあがっていく筋肉の圧力により

ちぎれ、はじけ飛ぶ


体中の肉という肉が、盛り上がり 密度を増し

高純度のパワーが

凶暴なオーラが

もはや、目視できそうなほど あふれだす










ごりっぺは バーで見せた時より さらに 暴力の匂いを圧倒的に増した姿に変態した

「いくぞ!!」










言いたいことも言わせてもらえず、額に縦線をならべ

気落ちするボクチンを

完全にほったらかしにして

ごりっぺは、飛びかかってきた!



どうも、ドクロ家DEATH!







つづく