ノルウェーは世界でもっとも社会福祉や人権が進んでいる国のひとつと言われ、国連の発表する「世界一豊かな国・住みやすい国」でも1位に輝いています。

そのノルウェーには、世界一人道的であるとも甘やかしているとも言われる、「ハルデン刑務所」があります。

とても刑務所とは思えない快適な設備をご覧ください。

1.ノルウェー南部にある「ハルデン刑務所」は2010年に完成し、収容人数252名、総工費は20億円ほど。

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2.こちらが独房…これが!?

圧迫感がないように、窓は大きく鉄格子などもありません。
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3.扉の付いた清潔なシャワートイレはもちろん、テレビや冷蔵庫も完備。

驚くべきことに、殺人犯やレイプ犯などの凶悪犯もここに収容されるとのこと。
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4.独房の廊下。看守の半数は女性で、囚人たちの攻撃性を減少させるための配慮だそうです。
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5.CDやDVDも充実している図書室。
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6.他の囚人たちと歓談しながらリラックス。
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7.こちらは体育館。すべての囚人が1日1時間半、運動施設を使用する権利があります。
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8.女性のパーソナルトレーナーまで付いてます。
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9.ボルダリング用の壁。
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10.30エーカーほどの森を自由に散歩することもできます。
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11.囚人たちは1日9ドルの給料を稼いでいます。
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12.週に1度は、自由にスーパーで買い物。
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13.食材を調理することも可能です。
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14.さすがに刃物はロープ付き。
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15.こちらが所長。騒動や逃走などのトラブルは起きたことはないと言い、制限付きとはいえ、外との接触や、週に3回家族と話すこともできるそうです。(ちなみに再犯者は設備のわるい刑務所へ行くとのこと)

絵のセンスが気になります。
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16.プロ機材が置いてある音楽ルームではバンド活動もできます。
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17.無料の歯科検診も。
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18.ここの方が、よほど人間らしい暮らしができていると言う人も少なくないかも……。

ノルウェーの刑務所がこのように充実した設備である理由ですが、懲罰よりも更生・社会復帰を目的としているため。

犯罪者のほとんどは貧困や愛情不足など、境遇や生活環境が劣悪であると言い、加えて刑務所暮らしが厳しいと社会復帰ができないとの考えのようです。

日本の感覚だと抑止力が働かなくなるのではないかと不安も感じますが、再犯させないことを重視した結果なのでしょうね。

ちなみにノルウェーの再犯率は16%とヨーロッパで最も低く、イギリスは50~60%、日本は約41%(平成23年版 犯罪白書)だそうです。
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<世界仰天、面白ニュースサイトより>