昨日の『集団左遷』の香川さんの台詞で
「支えてくれた妻と1分でも1秒でも
 一緒にいたい」的なものがありまして。
 
「おぉー!」って思ったんですよ。

 

で、思ったのが「コップの中の水」の話。

半分入ったコップの水、

「まだ半分ある」なのか、
「もう半分しかない」なのか、
あれです。
 
私はウサギと亀でいうところの、
所謂ウサギで、何しろ詰めが甘い。
コツコツ努力できる人にとても憧れています。
そして私は
「コップにはまだ半分もあるじゃん♪」
な方なので、基本は日々楽しいんです。
 
私は離婚もしてますし、
離婚したことに後悔はありません。
元旦那とは、思い描いていたような
良好な関係を築いています。
正直結婚制度に対しては、
契約での縛りとの認識で、
割と否定的なんです。
 
ですが!
「夫婦」というものに対しては、
かなり興味と憧れがあります。
 
夫婦だからとか結婚したからとか、
そこに縛られつつも、
共同体として時間を育んだ
その絆の強さみたいな。
 
恋愛から始まって、
家族になって、
人生を委ね合う関係。
他人なのに他人じゃない。
意志だけじゃない、契約に基づく関係。
 
とても不思議な関係だと思うんです。
 
夫婦として誰か他人と時間を重ねること。
楽しいだけじゃなく、
努力と逃げない意志と、
「夫婦」「結婚」という信頼。
 
私が手放したもの。
 
すごいですよね。

そこらへんわからないので、
残りの人生をささげたいとか
「1分1秒一緒にいたい」とかって、
私が思っているものとは
だいぶ意味が違うのかなって思ったんです。
 
私が急に亀になることも、
「もう半分しかない…」って思うことも、
無理な話ですが、
たまには
「残りを確認する作業」を
追加しようかな。
 
もう半分しかないから、
どうしようっかな♪とか
こうしよっかな♪とか。
 
「少しだけいいこと発見しちゃったな」
な感じです。

憧れて羨ましいって
指を咥えているだけじゃなく、
少しだけその世界を垣間見れる術を
発見しちゃった感じです。

新たに見える風景を
楽しめたらいいかもです。