一人で歩く夕日の丘


いつだったか


君と二人で歩いた夕日の丘


今と昔


重ねる夕日の丘


薄っすら君が見えて消える


君の手のぬくもり


思い出して横に手を突きだし握る


空しかつかめないの


空だってつかめないのかしら


夢はつかめないわ


だってまだ私は夢の中


面影探して彷徨っている


何処へ消えてしまったのかしらね


涙紡ぐ帰り道