水曜の夜は


理由もなく寂しくなる


理由もなく虚しくなる


君のぬくもりが


今此処にないからだけだろうか


背中合わせで眠った夜も


喋りながら眠った夜も


全部が夢のようで


泡のように消えていきそうなんだ


きっときっと


それはいつものこと


水曜日だけなんて


嘘のこと


月曜日だって


理由もなく寂しくなる


理由もなく虚しくなる


だけどぐっとこらえてる


水曜日の夜は


ただはじけてしまっただけ


大丈夫


僕はもう泣かないから


どうか記憶の森


君を消して