日曜朝

お姉さんが車で迎えにくるから

支度をしなさいと母にいわれた

聖教新聞とお数珠とお経本をカバンに

いれる

家の外で待つと全く知らんお姉さんが

迎えにくる

親戚とかではない赤の他人

母はその人にわたしを預け

わたしは創価の会館につれていかれた

今思うと誘拐だろ

そこには同じ年代の子たちがたくさんいた

○朝鮮の喜び組?みたいに

みんなの前で歌を歌わされるのである

池田大作がつくった歌を覚えさせられ

大人たちの前で披露する

創価の合唱団というものに母に

勝手に入れられたのであった