こんにちは!
今日は暴力的な子供たちについてお話ししたいと思います
家庭内暴力を始め
外で喧嘩っ早く
すぐに暴力事件を起こしてしまう人
とかいますよね
一見すると彼らは単に暴力好きで
横暴な人間だからなんだ
ってみられがちですが
意外にこういう暴力的な子供っていうのは
とても内気で繊細で優しい人が多い
って言われています
子供の頃に親に一方的に
言葉や行動で押さえつけられ
自分の感情を素直に表現する
っていう事を学べなかった為
人とコミュニケーションする方法を
学んでいないだけなんです
その為、彼らの内面には表現しきれない
モヤモヤやイライラ、怒りが
たくさんあります
なので感情が高まってくると
言葉ではなく
蓄積された感情が
表現の方法がわからず
“暴力“という形で
外側に吐き出してしまうんです
ここで一つ暴力的な子供の
母親の共通点として
ヒステリックで
感情的に物事を進める人が
多いと言われています
その上ヒステリックな人は短気で
相手の意見や話を
聞き入れるのが苦手な人が多いです
それが自分の親で
その上、親の都合の良い子供にならないと
「お前は悪い子だ!」
と非難される
内気であればあるほど
そんな環境に少しでも対応しようと
親の理不尽な態度にも
なんとか必死についていこうとします
その中で身につけてしまった
人とのコミュニケーション方法
相手に対して暴力を振るわずとも
物に当たる人もいますが
この手の人は
気が小さいことが多く
とても怯えて生きている人です
相手に怒りを
ぶつけることができないので
物に当たっているだけなんですが
これが外部ではなく
内面にいくことがあります
内面つまり自分自身への攻撃です
そして
それが悪化したのが心の病です
相手を責めることができないので
相手を責める代わりに
自分を責めてしまうんですよね
自傷行為
摂食障害
抑うつ症
鬱
胃痛
頻繁にある頭痛
それらの根源は
行き場のない内面の怒りを
自分自身に向けた為に
出てきている症状なだけなんです
家庭内暴力
暴力を振るう本人は
どうしようもない整理しきれない
心の中の怒りや悲しみを
暴力という形で出す
彼らの心の叫びでもあるんです
私の兄も家庭内暴力がひどく
私が17歳で
家出をするようになるまで
部屋や私の物を壊されたり
気分によって殴られたりと
毎日怯えた生活をしていたんですが
彼の幼少期を振り返ると
よく道端で傷ついている
動物を家に持ち帰り
一人で餌をあげたりして
面倒を診ていたのを覚えています
母も彼が子供の頃に
母が病気で家で倒れてしまった時に
倒れた母を救おうと
救急箱を持ってきて
「これ飲んで!これ飲んで!」
って一生懸命子供ながらに
母を助けようとしたことがあった
って話していました
以前の記事の中でも
お話ししていますが
生まれたての赤ちゃんに
人相の悪い赤ちゃんはいません
赤ちゃんや子供の目は
本当に純粋で無垢です
成長とともに環境と親によって
子供はその人格を
変えていってしまうだけなんです
スーザン•フォワードは
「全国の刑務所は子供時代に
親から暴力を振るわれて育ち
内面にたまった怒りを
適切な形で表現する方法を
教えられなかった
人間たちでいっぱいだ」
と話しています
家庭内暴力は家庭の中に
愛がないから起こるんです
もし家庭内暴力に悩まされている
親御さんがいらっしゃるのであれば
あなたが変われば
子供は必ず変わります
子供を責めることより
まずはあなたが人との
本当のコミュニケーションの
取り方を学ぶこと
そこから変わっていくはずです
事実
兄の私への暴力は
私が20代半ばで
海外で仕事をするようになり
自分の中に
余裕が出てきたからなのか
兄に対しての接し方を変えてから
彼の私への態度も変わっていったんです
今では家族の中で
唯一兄と話ができる相手は
私だけですし
家族に対して
優しさを見せてくれるのも
私だけです
人間関係は鏡だ
と言われていますが
あなたの動機が
自分のエゴからきたものでなければ
相手は必ず変わります!
自分が態度を変えていっても
相手が変わらない場合
そこには行動とは
違う動機が隠されているからです
そして一番ご自身で考えて欲しいことが一つあります
どんな時に子供が暴れるのか?です
たいてい暴力的な子供でも
親に対して意味もなく
暴力的になることはありません
話を聞いていくと
一般的な例では
親が子供にあれしろこれしろ
あれやったか、これやったのか?
とか口うるさく子供を
まくし立てる時がほとんどです
子供は親のその口うるささに
ブチ切れてしまうんです
なぜならその口うるささには
愛がないからです
母親自体も
自身の生活や人生の不満を
発散させる如く
無意識に
子供にあたっていることが
ほとんどだからです
“愛情“そして“しつけ“
という盾を使って
子供をコントロール
しようとするところに
この暴力的になる
子供の真の原因があります
そして付け加えておかなければならない大切なことは
人へのコントロールは
暴力を振るっているのと
同じことだということ
だから彼らが暴力で返すのは
あなたの心の暴力へのお返し
ということになります
そして
ここで大切なことは
彼らはあなたが嫌いで
暴力を振るっているのではなく
彼らはあなたにSOSを出している
ってことです
そのSOSは
「助けてくれ!」という心の叫びです
彼らは彼らで
その事を意識はしていませんが
苦しみの中に生きています
その苦しみが
なぜ起こっているのかわからず
ただただ迷走しているようなものなんです
その彼らを助けてあげられる
唯一の手段が
愛です
だからあなたが
相手に対する動機が
本当の愛から来るものであれば
相手は変わりますが
「この暴力息子(娘)をなんとかしたい!」
という体裁的な動機なら
あなたがどんなに
「優しい親」
を演じたところで
子供の暴力は
なおることはありません
なので本当に
子供の暴力を止めたいと思うのなら
あなたがあなた自身とちゃんと向き合い
自分が本当はどういう親なのか?
という事に対して真剣に向き合って頂きたと
心の底から願っています
今日は最後まで読んで下さりありがとうございました😊
ではまた!