こんにちは!
今日はいつまでも過去にしがみついて
生きている人について
お話ししたいと思います
劣等感が強い人は
現実を直視することができない
って以前の劣等感シリーズの記事の中でもお話しましたが
この“いつまでも過去にしがみついて生きている人“
この人もまったくその通りで
現実に直面するのが怖いからこそ
過去にしがみついているんです
例えば別れた恋人をずっと
思っている人もそうですよね
もちろん別れても
心に残る人っていうのはいるかと思いますが
そういうのではなく
すでに終わった恋であるのに
みんなでガールズトークをしている時に
「彼も◯◯してくれたのよね〜」と
え?その彼って3年前に別れた彼のことでしょ?
ってな感じで何年も前の話なのにも関わらず
まるで最近してもらったかのように話す人
その感情が愛であれ
怒りであれ
どんな感情にしろ
元恋人に何かしらの感情を引きずっているっていう事は
「今」に生きているのではなく
以前の元恋人との傷を思い出しながら
その思い出の中に生きているって事なんです
実のところ彼らの中に残っている傷というのは
自分自身で消さずに
大切に残しておいて
こんな傷ついている可哀想な自分を大切に扱ってほしい
自分を特別に扱ってほしい
っていう周りの人への隠れた要求もあるんです
心理学者のアドラーも
“トラウマというのは
その傷を使って
現状をコントロールする為に利用しているだけだ“
って説明していますが
トラウマを克服できるか否かは自分次第なんです
もちろん別れたすぐ後とか
まだ傷が癒えていない間は話は別ですが
もう何年も経っているのに
そういう事を続けている人は要注意です!
あと別れて何年も
復縁を想い続けるって言う人も
現在を満足して生きていない自分を
過去の男性を現在に出してくる事によって
自分自身を充実させようとしている行為です
人間関係が終わる時
そこには必ず学ぶべき課題があります
その課題を学ばない
または気づかないからこそ
当時の感情のまま
何年もその彼の面影を追って
生きることができるんです
もし本当にその関係から何かを学んだ場合
その恋を不要に引きずる事は
ないはずなんですよね
なぜなら終わった理由が
ハッキリ見えるからです
相手との関係の中で
相手にとってのあなたとの関係は
これ以上は意味はないと
感じたからこそ
相手はあなたとの別れを選んだわけです
相手が他に彼女ができた場合も同じです
あなたというるよりも
心地良い何かがあったから
相手はあなたから離れたわけなんです
その現実を見ずに
「彼はいつか自分の元にまた帰ってきてくれる!」
ってなんの根拠もない中で
その関係から学ぶこともせず
何もせずただただ元彼を想って
その夢にすがって生きていく
まぁ遠くからその人を密かに思っている間
相手に傷つけられる事はありません
なので安心な殻の中で
心地良い夢に酔っている
って言う言い方もできるかもしれません
見たくない現実
つまらない現実から
少しでも自分を楽にさせてあげる
麻薬みたいなもんです
ではなぜそういう事をするのか?
根底にあるのが
「自分は受け入れられない存在なんだ
愛されない存在なんだ
幸せにはなれない人なんだ」
っていう劣等感が元になっています
彼らは前進する事を極度に嫌います
なぜなら進むこととは
努力とリスクが伴う行動だからです
新しい出会い
新しい事を始めると
どんな人であれ緊張したり
不安が出てきたりしますよね
彼らはそれらの恐怖が普通の人以上に強いんです
だからこそ前進する事を拒み
現状維持しながら
過去に生きようとしてしまうんです
じゃあなぜ人に
愛されない存在なんだと思ってしまうのか?
それは彼らの根底にある
自分そして人に対する不信感が関係しています
幼少の頃に親から
安定した愛情を注いでもらっていないからこそ
自分は何かに秀でていないと
愛されない存在なんだ
って言う自分自身への不信感
自分が欲していた時に
親が満足いくように自分をあやしてくれなかったという
他者とは自分を決して満たしてくれない存在なんだ
って言う潜在的な人への絶望と敵意が
彼らをいつも現実から目をそらさせ
現実を直視しないように生きようとする
姿勢となって出てきてしまうんです
でもそんな心の中の葛藤を
自分で解決することができない彼らは
自分のエネルギーを外に向けようとするのではなく
自分の内側に大きな防壁を作る事によって
解決させようとします
それが過去に自分を執着させる。。。
という行動につながっていくんです
前に進む恐怖が彼らを過去に執着させてしますんです
そしてこの前に進む恐怖といういうのが
劣等感から来ているので
「どうせ自分はうまくいかない」とか
他人と常に自分を比較することで
自分の無能さを余計に自分に明確にしていき
その為に余計に前に進む事を阻んで言ってしまうんです
実際のところ彼らは決して無能ではないんですけどね
そして付け加えておきたいのが
そういった人たちは現実を生きるのではなく
幾つになっても
20代の様な生活をする事を好みがちです
この生き方はある程度の年までは
楽しめるかもしれません
でもこの現実を見ない生き方を放っておくと
40代後半くらいから
自分が思ってもいなかった方向に人生が傾いていき
年とともにその人生への絶望感は強くなっていきます
なぜなら50代近くになってくると
若さが失われてくるので
若い時の様にただただ楽しくってわけにはいかなくなってきます
その上、人間関係も若い時と違い形が少しずつ変わってきます
特定のポートナーがいたり
結婚していたりすればまだいいですが
していない時はかなり惨めな人生に突入していってしまいます
特に男性は顕著に表れやすいんですが
女性は少し違うようです
独身女性の人生は
人生満足度テストの中で未婚者の50代以降
意外にもまた少しずつ
上がっていく傾向があるからです
逆を言えば30代40代がピークとなり
その後また自分なりに
人生の楽しみを見つけていく感じなんですが
それに比べて男性は
50代後半から60代以降
一気に下降していき
死ぬまでそのグラフが再度上がる事はありません
そう言った意味でも男性
それも独身の人は
そう言った前進のない人生を生きてしまうと
暗い未来が待っている可能性が高い様です
なので是非
なるべく早く気持ちを切り替えて
今を生きる様にしていって頂けたら
って思います
じゃあどうやったら今を生きることができるのか?
それはまず
過去にしがみついている自分をしっかりと認識し
今の等身大の自分
というものを受け入れることが先決です
自分の長所をたくさん見つけてあげて
そこを伸ばすようにするんです
そしていつも言うように自分を喜ばせる事に集中し
たくさん楽しませてあげる事です
パーティー三昧とかそう言った花火的な楽しみではなく
もっと地に足が付いた楽しみです
自分の内面を満たしていってあげると
心に余裕が出てきます
その余裕が前進する力を湧き立たせてくれるんです
自分の納得のいく人生を送る為にも
まずは今を生きる努力から始めてみて下さい!
最後まで読んで下さりありがとうございました😊
ではまた!