こんにちは!
今日は劣等感のある人の
幸福論あるある
についてお話ししたいと思います
前回の動画でもお話ししましたが
劣等感の原因は
「所属感の欠如」
だとドイツの有名な精神科医カレン•ホルナイは言っています
劣等感の強い人の心の中の恐怖は
「孤立すること」
自分だけが違うと感じることや
居場所のなさを感じる
過去の苦い経験からくることが主な原因だと言われています
劣等感が形成されるまでの詳しい内容を
前回の記事でお話ししましたが
そんな状況の中では自我の形成が難しく
自分の中に自分軸
自分という確たる存在が出来上がるはずがありません
そんな自己不在の状態の中
必死に自分が心地良く生きられるよう
頑張って生み出したサバイバル方法が
劣等感の特徴としてお話しした
自慢や威張ることで
他人から尊敬を求めることだったり
メサイヤ•コンプレックスのように人を助け
感謝されることで自分の存在を感じようとしたり
過去の自分の心の傷にすがることで
自分を“可哀想な人“というイメージを作り
他人からアテンションをもおうとしたりするんです
これらの行動はすべて
心の中にある不安や恐怖を払拭する為に自然に身につけた
サバイバル方法の一つなんです
そんな彼らの幸福論は画一的です
なぜなら劣等感の強い人は自分軸がないので
自分が本当は何を感じているのか?
何が自分の幸福には必要なのか?
という本当に自分を幸せにしてくれるものがわかりません
世間一般が言っている幸福論
例えば
*高学歴
*結婚
*出産
*マイホーム
これら以外の幸福はありえず
ただただこの幸福論だけを求めて生きています
これは私が自分の人生を変える前まで
本当にそんな感じだったのを覚えています
自覚はありませんでしたが
自分が本当はどんな事を望んでいるのかわからないから
付き合う相手には高学歴やいい仕事についている人
そういう類(たぐい)の人をいつも望んでいましたし
結婚するならエリートサラリーマンでお金持ってたら最高!
ってな感じで顔とか性格よりも
そっちを重視して生きていたんですよね
実際付き合っていたのがそう人たちかは別ですが(笑)
心の中ではそういう人をいつも求めていました
いつか王子様が。。。的な考え方ですかね〜
この私の経験は
シングル女性の劣等感の強い人の一つの例ですが
毒親の例でお話ししますと
子供が結婚する時に起こるトラブル
例えば
毒親の娘が結婚相手に
中卒やフリーターの彼なんか連れてこようものなら
断固と反対し
問答無用でその関係を壊すことだけに全神経を注ぎます
もちろん愛する自分の娘が
中卒の彼やフリーターをやっている男性に嫁ぐ
となると色々な苦労もあるだろう
っていうのも想像がつくので
そう言った意味で
もっと生活が安定した人を選んで欲しい
っていう気持ちもわかります
でもここで考えなければいけないのは
娘はもう小学生ではないんです
社会にも出て自分の人生を歩いている
1人間なんです
毒親にありがちなのが
ここで自分の子供との境界線を引くことができず
子供への不要なコントロールをしてしまうことです
その大きな問題の一つは
人間関係のコントロール!
子供を守るため為に中学生くらいまでは
世の中のルールを生活の中で見せていき
学んでいかせることは大切な事です
そう言った意味では
ある程度の年までは
子供の友達や環境のコントロールはあって
しかるべきだと思います
でもそれが子供が18歳になっても
もっとひどいと30歳以上なっても続くようだと
話は違ってきます
でも毒親は劣等感の塊の人が多いので
そういうことに気づくことができませんし
理解することもできません
彼らは自分の子供に依存している上
信じられないくらい視野が狭くなっています
ちゃんとした仕事に就き
ある程度の収入があり
人さまに見せても恥ずかしくない相手
もっというと
エリートや高収入の相手を選んで欲しい
というのが本音です
その理由はシンプルで
1:世間一般でエリートと結婚するのが理想だから
2:みんなに自慢できるから
とこの2つの理由からです
そこには娘の幸せとかそういうことは入っていません
これがハッキリ出る例が
親がお見合いを設定し場合です
子供の気が乗らないにも関わらず
「彼は年収何千万も稼いでいるし
某有名〇〇会社の商社マンだし
顔が好みとか、性格とか、そんなこと気にせず
この人にしちゃいなさいよ!
そんなの時間と共に慣れるものなんだから」
と自分が結婚するわけでもないのに
子供に自分が選んだ結婚相手を押し付けてくる例です
これは完全なルール違反の行動ですが
毒親は目の前の利益にしか目がないので
そう言ったことがわからないんです
その上
彼らの人生の中で
色々な怒りを抱え込んで生きているので
だからこそ子供への絡みがクドくて
しつこいんです
そして次にお話ししたいのが
出産に対しての彼らの幸福論です
もちろん子供を作るのはとても素敵なことですし
人生の中で一番のクライマックスでもあります
でもだからと言って
すべての人に当てはまることでもないんです
というのも
心理学的にも言われていることなんですが
母親が娘に対して母ではなく
女として接していた場合
例えば父親と話すと必要以上に嫉妬するとか
やたらとライバル視してくるとか
そう言った本来
母親としての母ではなく
女性としての部分が強く出た子育ての場合
その子供が大きくなった時に
「子供を欲しがらない」
傾向がある
と言われています
私も生まれてこのかた
一度も心の底から子供が欲しいと思ったことも
感じたこともないんですが
私の母も私の結婚当初は
子供を作れ!と執拗に私を追い立ててました
でも私がいつも毅然な態度で
「私たちは子供を欲しいと心の底から思えないから
作る気はありません」
と怒って言うのではなく
サラッと言っていたので
しばらくしたら
その攻撃が止みました
ここで大切なことは感情的にならないこと
動揺して感情的になると
毒親はそのあなたの動揺をキャッチし
もっと攻撃が激しくなるので
あくまでも毅然とした態度
そして一貫性を持って対応する!
これが毒親からの攻撃を和らげる方法です
なぜなら
この毒親の態度は
子供が誰かにいじめをするのと同じことなので
こちらが大人な態度で毒親を相手にしないと
毒親はしばらくは攻撃を仕掛けても
自分の満足する反応が返ってこないと言うことで
攻撃をやめて
他に攻撃できる部分を探してきます
要は毒親は子供の幸せというよりも
正論を盾にして攻撃できる部分を探し出し
子供を執拗に責めることで
自分の人生のストレス発散をしているだけなんです
だからこそクドくてしつこいんです
そして最後に残ったマイホームの件!
この考えも自分が家が欲しいかいなかではなく
みんな結婚したら買う物だし
マイホームを購入というのは
ある程度の収入があるっていう
資産の形の表れでもあるので
毒親は自分の夫にはもちろん
自分の子供にも執拗に勧めます
でも今現在
このマイホーム購入の考え方は
賃貸にシフトして行く傾向があり
その理由としては
若い世代の物の考え方の違いが
大きく関係しているようです
団塊世代あたりの両親の基本的な価値観は
一生同じ会社に就職し
マイホームを購入
退職後は安泰に暮らす
って言うのがあの世代の人々の
幸せのあり方でしたが
今、情報社会になり
海外に行く人も増える中
一箇所に最初から最後まで住むよりかは
他の場所にも
他の家にも住んでみたい
と情報社会の中で生きる今
若者の好奇心は常に刺激され
団塊世代の人たちよりも
情報量が多い分
もっとオープンな考え方を持っています
もちろん、賃貸で一生過ごすと言うのは
同じ家賃の金額を払う場合
35年後
賃貸のお金を払う必要はなくなっている
って言う点ではお得です
その上
子供がいれば財産の一部として残すことができる
と言う点もマイホームを勧める理由の一つでしょう
でもこれもその人の考え方の一つなんです
自由にいろんなところに住んでみたい!
いろんな家に住んでみたい!
と一箇所に定住ではなく
いろんなところを転々とする方が
幸せだって言う人もいるんです
幸福論とは画一的な物ではなく
その人その人によって変わってしかるべきなんです
私たちは一人一人がオリジナルの存在です
言い換えると同じじゃないから素晴らしいです
自然も一つの物だけが存在するより
いろんな種類の植物、動物が存在するからこそ
違いを楽しめ
その個々の存在自体が美しいって思えるんです
だからこそ
いろんな角度から物事を見ることができる人は
人間関係も豊かです
自分の物の見方しかできないからこそ
相手と衝突してしまうんです
なので劣等感の強い人は
自分の中で考える「幸福論」に対し
本当に自分はそれを望んでいるのだろうか?
と今一度ここで立ち止まって考えてみてはいかがでしょうか?
意外な答えが発見できるかもしれませんよ
最後まで読んで下さりありがとうございました😊
ではまた!