こんにちは!


今日は非行に走る人の心理について

お話ししたいと思います


 

私も10代の時はヤンキーだったので

家出を繰り返し

不登校で高校も留年しましたし

家が嫌で高校生の時に当時の彼氏と同棲をしたこともありました

 


今は当時なぜあのような行動をしていたのか

わからなかったんですが

とにかく自分の中にある不安感から逃げたい

親から逃げたいっていう気持ちが

強くあったのだけはわかっていました


 

よく非行に走る子は

「寂しいからだ」

って言われていますが


これも当時のわたしには理解できなかったんですよね


自分は寂しんだっていう

そんなシンプルな自分の感情を感じる事ができなかったんです


 

もしこの動画を見ている方で

「私もそうです!」

っていう人がいたら要注意ですよ!



なぜなら私は20代後半でパニック障害になって

拒食症になり死の淵まで行ってきた人なんで


そのまま放っておくと

そのうち心の病になる可能性がとても高いからです!

なので気をつけてくださいね!


 

話は戻りますが

 


心理学的に見て

この問題行動を起こす子供の親は

子供に関して無関心

でもコントロールや干渉が強い親に多いと言われています

 

基本的に非行に走る子供の心はとても繊細で

感受性が強い子が多いです

眉毛を剃ってイキがっている

怖いヤンキーの子たちも


心を割って話すと意外に普通の人たちなんかより

全然素直で良い子が多いです


 

非行に走るっていう行動を心理学的に説明すると

非行に走るまでには段階があると言われています



1:注目 2:権力 3:復讐 4:無力



これは「4つの目的」と呼ばれていて

なんの目的かと言うと

親からのアテンションや承認してもらう為に起こす行動だと言われています


 

どういうことか詳しく説明していきます



まず1の注目

これは子供が様々な行動を起こして

親の注目を得ようとする行動なのですが

例えば簡単なことだと


高いところに昇って「見てみて〜!」と

自慢げに見せたり

学校でいい点数を取ったり

家の手伝いをしていい子だね

と言われれる為にもいろんな模範的な事をしたりします

 

そして

もしこれをしても自分が納得するような

アテンションを得られなかった場合

次の段階に入ります



それが2番の権力です

 


いい事をして注目を得る事に失敗すると

今度は権力を使って注目を得ようとします

要は自分がボスになる事で

注目を得ようとするんです


なので子供は全てを

自分の思い通りにしようと

権力と支配をし始めます


そしてこれがもし有効だとわかると

この子供は生涯にかけて

このやり方を組み込んでいく事になります


 

でももしこの支配と権力も

有効でないとわかったら



次にくるのが“復讐“の段階です



これが非行に走るまたはアルコール依存症や麻薬常習犯のようになる可能性が高くなります

 

でももし、この3つの方法が

何もその子供に集団への所属感を

与えてくれないと

子供は努力をして諦めて

無力を示すようになります


これは全てを諦めた結果であり

大人の世界がその子供を見捨てた

結果でもあります

 

 

よく子供が親を殺すとか

無差別殺人とかがありますが


世間一般ではこの子供の動機に注意を向けず

物騒な世の中になったとか



あんなに大人しくて良い子が、、、

わからないもんだね〜



と子供に全ての責任があるかのように

報道しています

 

でもこの子供の内面には

いろいろな残酷な親との歴史が

あったはずなんです


外からは見えない

子供の中でしかわからない残酷な世界が

生まれてこのかた続いていたはずなんです


 

その怒りが頂点に達した時に

この子供の心と同時に

彼女の世界が完全に崩壊してしまったんです

その結果が親殺しです

 

まぁだからと言って

殺人を肯定しているのではなく


その人の置かれている環境をみれば

大概その理由が見えてくるっていうことです



私の古い友人で父親と絶縁した人がいます


彼女は何十年も会う事なく

最後、お葬式にすら行く事なく

父親との関係を完全に葬ったんですが

 

これを見た周りの人は半ば呆れたように


「いくら仲が悪くても

親のお葬式に行かないなんて

なんて冷たい人」


的に彼女を見ていましたが

私には理解できます

 

今は私も父との関係を修復したので

そういうことはないと思いますが


以前の私なら彼女と全く同じ行動をしていただろう

って思ったからです

 


人は無責任に

自分たちが見たいように

自分たちのフィルターを通して

事実を見ようとします



自分がどう感じているかは

どんな思いをしているか

そんなことは考えず

一般論で正しいか正しくないかで人を責めます


 

非行に走る子供たちの背景を

注意深く見ていくと

その理由がわかってくるもんなんです

ただその理由が外からは見えないってだけで


 

その上、非行に走る子供を持つ親は一般的に

非行に走る子供が心配なんじゃなくて

非行化した子供の親だと

責められるのが心配なケースが

ほとんどなのも事実です



彼らは子供を心配しているように見せますが

その実、本当のところ

自分の育て方が悪かったからとか

ちゃんと子供を見てあげているのだろうか?


という自分のしてきた事に対して

責任を問われる言葉を

かけられるのが怖いんです



そしてこういった非行に走る子供たちは

親のそういった身の保全の為の心配が中心だっていう事を知っています

そんな親たちだからこそ

子供たちは寂しくて非行に走ってしまうんです


 

中には私は十分以上やっています!

っていう親もいるでしょう


でもそういった親は

子供を見ての子育てではなく

姑や友達、周りの人間からの

自分への評価の為に一生懸命

子育てをしているので

一生懸命やっているにも関わらず

子供が非行に走ってしまうんですよね

 



皆さんいかがでしたでしょうか

非行に走る人たちの心理

これからもこういったいろんなケースを心理学的に

掘り下げて自分や周りの人を理解するきっかけとして頂けたら幸いです



最後まで読んで下さりありがとうございました😊


ではまた!