こんにちは!



今日は人生に行き詰まっている人

そして心の病に苦しんでいる人たちへ

向けたお話しをしたいと思います

 


今、仕事にせよ人間関係にせよ

パートナーシップにせよ人生に迷っている人!

 


なんだかよくわからないけど

なんか常に心に雲があるような感じがする

なんかわからないけど

自分の人生に対しての満足感がない

なんかよくわからないけど

全てがうまくいかない、、、


 

この全ての答えと言っていいのが

実は自身の幼少期に植え付けられた事が原因だ

ということをどれだけの人が

気づいているでしょうか?

 


私の記事の中でもいつもお話している

幼少期の私たちをとりまく環境

そして最も大きな原因であるのが

私たちの親です


 

今日は改めてこの毒親が

どう自分の人生に影響するのかを

心理学的に詳しくお話ししていきたいと思います

 

 

 

そうは言っても

一般的に自分の人生を大きく左右する問題の

最も大きな要因が親である

ということに抵抗を感じる人は多いかと思います

 


それはどんな親にせよ

自分を見捨てずになんだかんだで

ここまで育ててくれた恩がありますし


世間一般でもそんな親を責めるというのは

モラル違反のような風潮があります

 


それにいい歳にもなって


「自分の今の人生をこんなものにしたのは

全て親のせいだ!」


と親の責任にするというのも

大人気ない感じがするので

そういった色々な要素が混ざり合って

 

この“親”という立場を盾に

彼らは今まで自身のしてきた事に対して

糾弾されるという事がなかったんです

 


最初に言っておきますが

だからと言って親を責めろ!

とか

親は最低な人間だ!

と言っているのではなく

 


この動画の中で

人生に行き詰まっている人たちの真の原因

本当に向き合わなければならない

心の奥底の問題に光を当てることで

今まで気づかなかった事や

事実が見えてくるようになり

自分自身が軽くなるのを感じて欲しいんですよね

 

 

というのも、今人生に行き詰まっている人たち

っていうのは幼少の頃に親に従順にしてきた

良い子たちばかりのはずなんですよ



根の深い問題を抱えている人であればあるほど

心がとても純粋な人が多いと思います

 


なのでこの人生の舵を取り直すためにも

自分が幼少の頃にどんな傷を負わされ

どんな影響が今の自分を汚染しているのか?

という事実を知ることが一番必要になるんです


 

親がアル中やジャンキーの場合は

まだ問題の本質がどこにあるのか

わかりやすい方ですが


そうではなく

見た目は普通または

それ以上の家族であり

親が何かをしなかった事によって

幼少期を汚染されている場合

 


自分の抱える問題と親との関連性を

見つけるのが非常に難しくなる上

その関連性を子供の方が否定する傾向が

強くなるので問題解決がもっと難しくなる

と言われています

 

 

そしてそれとは逆に

親が身体や心に問題を抱えている家庭では

親は自分のことで頭がいっぱいで

子供が心の支えに何を必要としているのかに

気付くこともできない


子供が投げかける

感情表現に対して何も反応せず

心を通わせようとしない場合もあり

そういう状態のもとで

子供の受け取るメッセージは明白です



「お前は私たちにとって重要な存在ではない」


 

そういう環境の元では

核たる自分というのを持つことが非常に難しく

自分の感情


自分はどうしたいのか

何を必要としているのか


ということをハッキリ表すことも学べません


その結果

自分とはどういう人間なのか

愛情に満ちた関係とはどういうものなのか


ということが理解できなくなり

このような人間が大人になると心の奥深くに


「怒り」


が潜むことになりますが

本人がそれを自覚している場合と

していない場合がある

 


そして毒親と呼ばれるような

親の元で育った子供は

大きくなってから驚く程似たような症状を示す

と言われているんですが。。。。



それは

 

 

「一人の人間として存在していることへの

自信が傷つけられており

自己破壊的な傾向を示す

 そして彼らのほとんど全員と言っていいほど

自分に価値を見出すことが困難で

 人から愛される自信がなく

そして何をしても自分は不十分である

という感覚が抜けない」

 


とスーザン•フォワードは

「毒になる親」

という著書の中で述べています



ではこの自己破壊的行動とは

どんなものかと言うと

 



歪んだ異性愛を実現するような相手ばかり選ぶ


お互いを尊重し合える

健康的な愛情関係が結べない


または愛する人との関係を

自らダメにしてしまう


暴力をふるって事件を起こす


セックス依存症または淫乱になる

 



そして付け加えてお伝えしたいのが

以前のパニック障害の記事でも

お話ししましたが


抑うつ症

セックスに関する諸問題

自殺願望

アルコールや薬物依存


これらの症状を見せる人が

意外にも家族の中で

一番健康的な人だという事実


 

彼らは心が不健康なのではなく

「まともな一家」

の仮面を守る為に

計り知れない苦しみと共に

生きることを強いられてきた為に

その狂気に耐えられず

自らを破壊することになってしまった

人たちなんです

 

 

親に傷つけられて育った子供は

潜在的な物凄い怒りを内面に抱えています


彼らは侮辱され、けなされ、おさえつけられ

その上自分の苦しみは自分が弱いからだ

と言われるんです

 


それでも怒りを感じない者はいないでしょう

でも子供はその怒りの正当性をはっきり自覚することができない上、大人のように怒りを発散したり表に出す方法を知りません

 

そんな物凄い怒りを内面に抱えたまま成長するんです。その子供が大人になった時に

それらの潜在的な怒りが彼らをむしばないはずはありません

 

だからこそ先程お伝えした自己破壊的な行動を無意識でしていまうようになるんです

一方、怒りを自分自身の内面に向けた場合には慢性的な頭痛、いつも体がダルい、いつも胃の調子が悪い。抑うつ症などがよくあるパターンだと言われています

 

本人は爆発しそうな“何か”を内面に抱えていることはわかっていてもその“何か”が何なのかがわからない

 

 

 

だからこそ大人になり人生に行き詰まった時になぜ自分が行き詰まってしまったのか?

なぜ人生の舵を立て直そうとするエネルギーが湧いてこないのか?という理由をみつけることができないので歳とともに精神が疲弊していってしまうのです

 

ここで一つこの動画を観ている方に質問です。みなさんは幼少期の記憶をどれだけ持ってらっしゃいますか?良い思い出も苦しい思い出でも何でもいいです。どれくらいの思い出が出てきますか?

 

その記憶が少なければ少ないほど、あなたの幼少期は苦しいものであったはずなのです

なぜなら自分自身の中にあった本当の感情や気持ちを隠さざるおえない

苦しい幼少期を過ごしてきた子供によくあらわれる症状だと言われているからです

 

また楽しい思い出しかないっていう人も同様で、美しい思い出にすがらなければ生き抜くことができなかった幼少期を強いられたという結果なんですよね

 

これは人生に行き詰まっている人によく見られる現象で私もそうでした

自分勝手な親に育てられ、親の感情次第で全てを左右された

秩序のない世界で生き抜いた子供によくありがちな症状なんです

 

 

 

 

こんな感じで幼少期に起こった事というのは、いつのまにか自分の知らないうちに自分自身の中に根を張り、それが自分の親からもたらされた物だということに気づかずに

自分の人生を汚染させてしまっているんです

 

毒親と呼ばれる親は彼らお自身が情緒不安定で心が不健康なため

自分が必要としてることを子供に満たしてもらおうとします

これをアメリカの心理学者ボールビーが“親子の役割逆転”という言葉で表現しているんですが

 

本来親が子供の面倒をみるものなのに結果的に子供が親の面倒をみるようになってしまうんですね

子供はあくまでも子供です。親の欲求を完全に満たしてあげられるわけがありません

でも子供はなぜ自分が親の欲求をちゃんと満たしてあげられないのか理解することができず自分自身の中に「不完全な自分」というイメージを作り上げていってしまうんです

 

 

一般的に親は正しいとか、親は子供を生んだということだけで

子供を自分の好きなようにコントロールする権限を与えられてしまっています

 

 

 

 

自分勝手な親は子供が自分とは違う意見を持っていることも許せず、自分の好みすら押し付けてきます

そうやって子供を完全に支配することで自身の不安や見捨てられる恐怖を補おうとします

 

なので子供が自立していこうとする時には執拗にその妨害をするようになるんです

なぜなら毒親にとって子供がいることが自分の存在価値となってしまっているので

その子供が独立して自分のコントロールの及ばない世界に行ってしまうということに耐えられないからです

 

その過程で子供を執拗にけなしたり自信をなくすようなことを言ったり

自立しようとする芽を完全に刈り取るまでその行動は執拗に続きます

 

違う形では過干渉となり自分がいなければあたなは何もできない

といった感じで子供の自立を阻むかのどちらかになります

 

これは“愛という名の暴力”だとも心理学の中では言われています

 

そんな中でどうやって正常な子供の内面的な成長ができるでしょうか?

 

 

 

 

ある程度歳が行くまで子供にとっての親は世界の全てです。

彼らの愛だけがあればそれで生きていけてしまう、その子供の純粋な心を利用した親のエゴ

 

ですがいつも言いますが人間は潜在意識に動かされて生きています

こういった毒親も自分がそんな隠された動機があるなんてわかってやっている親は誰もいません

 

自分が起こしている行動が彼らが成長した時にそこまで汚染されてしまうなんてこと想像すらできないと思います

 

なぜなら親は親で押し潰されそうな恐怖のもと自分を守ることに精一杯で

自分の人生をなんとか充実した人生に変える為に必死に生きる行動の結果として

そういうことをしてしまっているだけなんです

 

以前の動画でも言っていますが親は親でまたその親の被害者であるという事実

あなたが苦しむように彼らは彼らで幼少の頃

彼らの親から“愛という名の暴力”を受けて成長してしまった人たちなのです

 

 

 

 

 

 

 

この人生の行き詰まりから脱出する方法の第一歩は、

まず今の自分の中に起こっている事実にちゃんと目を向けることです

自分とは誰なのか?どんな人間なのか?

 

私が人生に迷っている人たちと話していて感じるのは

彼らが持っている自身のイメージと等身大の彼らのイメージがあまりにも違うことです

 

私から見て「こんに素晴らしいものを自身の中に持ちながら

それを自身で認めてあげられないなんて、なんてもったいないことなんだろう」って思いますし

その人の魂からしたらそんなに悲しいことはないだろうな。。。って思うんですよね

 

この見えない心の過去の呪縛その呪縛を解くことができれば、あなたの人生もあなた自身も

今からは想像つかないほどの新しくて素晴らしい人生を発見することができるはずです

 

 

 

 

以前の人生を変える前の私は自分のことしか考えない超自己中女でしたし

ズルイ部分や汚い部分もたくさんありました(まぁ今でもありますけど)

だからこそ人をたくさん傷つけましたし、自分を幸せにできませんでした

 

でもそういう部分からも逃げずに、美化せず等身大の自分を見つめることで

初めて完璧な人間は存在しないという事実を本当の意味で理解することができました

人間行動学がお勉強としてではなく生きた勉学として私の中に入ってきたんですよね

 

なので今人生に迷っている人、また行き詰まっている人、またどん底の人

本当に辛い状況だとは思いますが、自分を本当の意味で幸せにする為にも

まず、自分自身を知る努力を自分の為にしてあげてみて下さい

 

大変な作業ですが、ここで「自分」というものにどこまでしっかりと向き合えたかで

今後の人生が変わっていきます。いつも言いますが今現在目の前にある状況というのは、

私たちがやってきた全てを受け取っているだけです

 

 

 

 

それ以上もそれ以下でもありません。もしあなたが今の状況に不満があるのだとしたら、それは誰のせいでもなく

自分自身がちゃんと自分に向き合ってケアしてこなかった結果なんです

その事実をまずはしっかりと受け止めて前に進んでいってほしいと心の底から願っています