今日は甘え方がわからない人についてお話ししたいと思います

 

私も20年前、人生を変えるまでは誰かに甘えるとか、頼っていく

っていうことができませんでした

 

この症状がどこから来ているのかと言うと

 

幼少の頃に親に甘えていった時

あやして欲しいと思っていた時

助けて欲しいと思っていた時

 

親にそのことを言った時に親が手一杯で子供に構う余裕がないと

その子供の要求をはねつけたり

時にはそれによって逆に「甘えんじゃない!」と怒られたり

と無条件で受け入れてもらった経験がないと

 

「人に甘えたい」と言う気持ちは良くないことなんだ、とか

甘えること自体に罪悪感を覚えてしまいます

 

そしてそのことによっての一番の悪影響は

我慢をするようになるので

その我慢が自分の中の心の奥底で怒りとなって蓄積されていきます

 

この蓄積された怒りが人生を狂わせる元の一つになるんですが

 

できることならこれらの無用な怒りは増やさないまたはできるのであれば

減らしていくのが一番良いんですよね

 

そこでじゃあどうやったら甘えることができるようになるのか?

 

これはまずなぜ甘えられないのか?

と言うあなたの中に起こっている投影の現実をお話ししますね

 

私の例で説明すると

私はパートナーに何かを頼むのに最初とても勇気が入りました

 

なぜなら

私は自分の中の親との中で経験した苦い感触を

どうしても今現在目の前にいる人に投影してしまい

 

断られんじゃないか?

面倒なことを押し付けることで相手が不快になるんじゃないか?

面倒な女だと思われて自分をその後、嫌がられるんじゃないか?

自分自身を嫌いになるんじゃないか?

 

そんなことを考えては最終的に頼んだり甘えることなく

イライラしながらも

一人で全部処理し頑張ってやってきました

 

その根底にあるのは

「どうせパートナーなんてアテにならない」

と最終的にはその考えで落ち着く、、

と言った感じだったんですが

 

 

でもこの相手の反応

あくまでも自分の想像の中のものであって

相手の現実の反応ではないんです

 

この自分の中に起こる相手の空想の反応

これが親との関係の投影にあたります

 

自分のパートナーは自分の親ではないんです

パートナーが親と同じ反応をするとは限らないんです

 

なのでこの自分の中に湧き上がる空想の中での相手の反応の意識を

変えない限り、あなたは 何があってもずっと自分で負担を抱え

パートナーがいるにも関わらず

どこかで「最終的には自分が一番頼りになるのよ!」

と一番心の深い部分で相手を信頼する事ができません

 

これを若いうちに変えておかないと

結婚した後にいろいろと自分で自分を追い込む結婚生活になってしまいます

その上、子供なんか出来た時には。。。

もう想像以上の大きな亀裂がパートナーとの間に起こり

 

亀裂だけならまだしも

潜在的な怒りのマグマがぐつぐつしてくるのは

皆さん想像つきますよね?

 

基本的に甘え方がわからない人や

人に頼む事ができない人は

往々にしてコミュニケーションが苦手な人が多いです

 

そうなると

パートナーの助けが絶対に必要な時に

いざちゃんと話す事ができなくなっているって事が多く

 

ちゃんと心が通わないパートナーシップを続けていた場合

パートナーは面倒そうな事がありそうな時

「仕事だから」と仕事を理由に逃げる事ができます

話し合いに参加したくなければ

「今日は取引先との接待」ってな感じで

いくらでも逃げられるわけなんです

 

そうなると

そして残された方は

何とかその問題を一人で解決していかなければならなくなるので

先ほどお話ししてマグマがぐつぐつ煮えたぎってくる、、、

 

 

と言うスパイラルをご理解頂けましたか?

 

甘えたり、頼ったりできるパートナーシップを築くって言うことは

本当に大切な事なんです

特に結婚を考えている相手なら尚さらのことです!

 

 

じゃあここで

甘えたり頼ったりできる自分にするにはどうしたら良いのか?

これは簡単です!

相手に素直に言ってみる、素直にお願いしてみることです

 

 

こう言うと「それだけ?」と思われると思いますが

甘えたり頼ったりできない人は

そのお願いをする事自体に抵抗があるので

まずはその壁を崩す事が先決です

 

最初の方は自分のお願いというより、

パートナーに関連するお願いがいいかもしれません

 

どんなお願いかと言うと

 

来月あなたのお母さんのお誕生日でしょ?

何を送るか一緒に見に行かない?とか

 

あなたが〇〇必要だって言ってたけど

どんなの買えば良いのかわからないから

一緒に来て選んでもらえないかな?とか

 

なぜ相手に関連するお願いから始めた方がいいのか?

と言うと、甘え方がわからない人やお願いができない人は

相手をすでに甘やかしている場合が多いので

突然、自分の利益になるだけのお願い事をしたりすると

面倒な顔をされたり

ムゲに扱われる可能性が高いからです

 

そうなると元も子もないないので

自分の思い込みを書き換えるには

まずはハードルの低い

できそうな目標から達成していくのが

自分自身がめげないで頑張れる方法です!

 

それができてきたら少しずつ今度は自分のお願いです

 

人は相手が自分のことを本当に思いやってやってくれた恩には

返したいと言う優しい感情が出るものです

相手に関連するお願いが的を射たお願いであればあるほど

彼はあなたに対して優しくしようと言う気持ちがもっと出てきます

 

もし自分のお願いをしてムゲに返されたと言うなら

それは自分の相手に対する見解が的を外れていたんだと

素直に認めることです

 

ここでどれだけ素直にこの事実に向き合えるかで

今後の二人の関係が変わってくるのは間違いないです

 

そしてここでよく観察していただきたいのが

相手の反応です

 

恐らく親とは違う反応が返ってくるかもしれません

「良いよ、今はダメだけど午後に行こう!」とか

もしくは今すぐに行こうと言ってくれるかもしれません

 

もしそうだとしたら

あなたはそこで初めて自分が思い込んでいたことが

単なる投影に過ぎなかったことを知ると思います

そしてそれだけではなくて

相手が普通に嫌な顔をせずに自分の甘えやお願いを聞いてくれる姿を見て

あなたは相手に対する愛と感謝をもっと感じると思います

 

 

でももし親と同じ反応が返ってきた!と言う人は

あなたは親とのトラウマ体験の中で

今のパートナーを選ぶ時にも無意識に親に似通った人を選んでしまった

と言う事実をまず知る事です

見た目や性格は全く別としても内面に持つ心の問題が同じ人という意味です

 

そうなると問題は複雑になります

なぜならそう言う相手がパートナーならば

普通にお願いや甘えたりする関係を築くのは難しくなるからです

 

簡単には関係を変える事ができないので

ここでとりあえずお伝えしておきたいのが

 

相手に甘えたりする前に

 

まずは自立をする事です

 

自立って、パートナーと別居しろとか

一人になれとかそう言う物質的なことを言っているのではなく

精神的に誰にも頼らない自分を築きあげるっていう意味です

 

なぜなら

パートナーシップに親とのトラウマが投影されるとお話ししましたが

そういう相手をパートナーにしている方は

往々に依存的な恋愛を繰り返す事がよくあります

 

この依存のお話しは長くなってしまうので

次回お話ししたいと思います

 

今日は最後まで読んで頂きありがとうございました😊