やっと手に入れたと思っていた自由。
配偶者との生活は共働きだったためそこそこ忙しかった。
配偶者はいわゆるモラ夫だったように思うがそのときはそこまでわかっていなかった。
ただ殴られない生活は精神的にありがたかった。
父親との接触は時々夕飯に誘われる程度になっていたので、用事がない限り連絡も取らなくなっていた。
子供をさずかるまでには時間がかかったがなんとか落ち着いて生活できていた。
兄弟も結婚
その後父親は継母と結婚した。
そして私に子供ができた。
戻ってこい。
家の隣があいている。
すっかり忘れてしまっていた。
父親から受けていた暴力、暴言。
父親も一人で子育て大変だったよね。
私を呼んでくれている。
兄弟ではなく、私を。
洗脳は抜けることはない。
完全に喜んでしまっていた。
私が大切にしてもらえるんだ、私が選ばれたんだ。
大きな勘違いがここからはじまってしまった。