小学高学年の頃初潮を迎えた。

祖母は何も言わず生理用品を用意してくれるようになった。

ありがたかった。

ただ、その時その時で生理用品のメーカーが異なることがあった。

恐らく、その時に1番安いものを購入していたんだと思う。


ソフィだったりロリエだったり…。


私の肌にはソフィが合わなかったようで
デリケートゾーンに湿疹ができるようになった。

ロリエを使用してる時にはでないので、ソフィが合わないとわかった。

そこで祖母に事情を説明して、痒くなるからロリエにして欲しい、と頼むと

「痒くなる?どこが痒くなるわけ?
ロリエの方が高いのに。ブツブツ…」

どこがって、答えるのも恥ずかしいし、例え痒くても黙ってソフィを使い続ければいいのか…と落ち込んだ。

祖母は度々、こういうやや無神経な事をいってくる。

目ばちこができた時には
「お岩さんみたいね。ブサイクになって〜」

彼氏と別れた時には
「あんたみたいな人間だから振られるのよ」(相手の浮気で別れたのに)

寝不足気味な時は
「何その顔。薬物でもやってんじゃないでしょうね」

休みで昼まで寝た時は
「何時まで寝てるの。脳みそ腐ってんじゃないの」

思い出すとキリがない。