私の両親は世間でいう毒親。
毒親といっても様々なタイプがあると思う。
暴力
近親相姦
アル中
などは、目に見えているし、
子ども自身、あるいは周りも
大概、よろしくないことだと感じれるため、
自分でもおかしいということを
早めに認識することができる。
しかし、
コントロールする親
依存する親
残酷な言葉で子どもを傷つける親
などは、一見幸せそうな家庭にみえたり
することもある。
親が
「あなたのためなのよ。」
などと言うこともあって
子ども自身、なかなか
心が悲鳴をあげているということに
気づくことさえできないこともある。
まさに、後者タイプが私の親であり、
今も健在である。
しかも、両親共に地位ある職につき、
他人から見たら
まさか!という感じなのだ。
もちろん、自分の両親だ。
両親のことを好きだという感情
信じたいという感情
から、私自身も
両親が毒親だということを
認めるまでには
産まれてから生きてきて
かなりの年月がかかった。
そして、結婚し、2人の子どもを産んだ。
世間でよく言われるのは、
子育ては自分の両親の模倣をする
ということ。
これは統計的に見ても
変えがたい事実である。
しかし、私は毒親から解放されたことで、
その模倣してしまう魔の手から逃れ
生き生きとのびのびとした家族を
築いていくことができているのである。
「色んなことを親は言うけど、
それは突き詰めるとあなたを愛していたからよ。」
なんてセッションで言われることがあるが、
ちゃんちゃらおかしい。
しかし、そこにずっとずっと悩まされてもきた。
だって私の親であることに変わりはないから。
長くなったので
次回から毒親に育てられてきた生い立ちについて書いてみようと思う。