去年の夏だったか、急性期の大病院から末期腎不全の90代のおじいさんが看取り目的で入院してきた。

主治医は非常勤だけど、きちんと患者を診て無理な延命はしない医師。

来た時は全身浮腫で腎不全末期特有の皮膚状態であった。
勿論、食事もほとんど取れなかった。
家族はこのおじいさんに嫌気が差していたのか、既に待ちの姿勢。

で、このおじいさん、痔の手術で小指も入らない程、肛門狭窄。

内服は必要最小限となり、徐々に食欲アップ。
看護師は肛門が狭窄してるから、便出しに奮闘。
時にはガスとともにバフーンと飛び散るウンコ💩を浴びながら看護😵💦

ウンコ💩以外はすこぶる元気になった。

データーも改善。
先生は家族の看取り期待を知ってたから、頭を掻きながら施設移動の家族説明。

今は病棟が変わり施設移動待ち。

けど、痔の手術で肛門が開かないからなかなか行ける施設がない。

で、家族はなかなか状態悪化の連絡がないばかりか元気になったもんだからガッカリ……

本人は認知症でそんなことお構い無しだから、幸せなもんです😆

施設では薬が施設持ちになるところもあるからか、
必要最低限にしたら元気になった❗
ってのは、よくある話らしい。

なかなか心境的には複雑です…😓