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◆2回新潟7日
新潟5R 2歳新馬 芝1400m
◎(16)ダイワフェーム
○(05)コアレスキング
▲(12)サブラタ
△(01)スワンボート
△(10)スマートオリオン
△(03)シャンパンルージュ
【見解】
実戦タイプの厩舎多数。時計の印象以上の走りに注意したい。
【各馬短評】
ダイワフェーム
(牡、父ダイワメジャー、母ダイワパッション、美浦・池上昌弘)
母はフィリーズR(G2)の勝ち馬。
新馬戦に強い池上厩舎らしくセーブ気味に丹念に乗り込まれ、
7/25に南W67.3-12.8の水準級の時計もしっかりとマーク。
併せ馬で遅れがない点も評価できる。
コアレスキング
(牡、父キングカメハメハ、母コアレスサンデー、美浦・尾形充弘)
尾形厩舎らしく全体時計はそれほど目立たないものの、
入厩二本目の7/11に早くも坂路で12秒台のラップを馬也で刻んでいるあたり、
牧場でもかなり乗り込まれてきた印象。
この厩舎らしい時計の印象以上の走りに期待したい。
サブラタ
(牝、父ウォーエンブレム、母レディオブチャド、美浦・手塚貴久)
小倉2歳S(G3)勝ち馬・ジュエルオブナイルの半妹。
入厩二本目の7/11に早くも南W3F39秒台を馬也でマークしているあたり、
社台ファーム生産馬らしく牧場でもかなり乗り込まれてきた印象。
デビューした兄弟が全て勝ち上がっている点も魅力。
推定馬体重420kgの小柄な牝馬らしい仕上がりの早さに期待したい。
スワンボート
(牡、父キングヘイロー、母オンワードスワン、美浦・岩戸孝樹)
馬也中心の手控え気味の調整ながら、
初時計翌週の7/18に早くも美坂ラスト1F12.4を馬也でマークしているあたり、
牧場でかなり乗り込まれてきた可能性が高い。
セーブ気味の調整に定評のある岩戸厩舎でもあり要注意。
スマートオリオン
(牡、父グラスワンダー、母トロピカルレディー、美浦・鹿戸雄一)
馬也中心の手控え気味の調整ながら、
入厩二本目の7/18に早くも美坂ラスト1F12.6を馬也でマークするなど、
入厩当初から重苦しい時計が全くないあたり、
牧場でもしっかり乗り込まれてきた可能性が高い。
鹿戸雄厩舎らしい時計の印象以上の走りに注意したい。
シャンパンルージュ
(牝、父ファスリエフ、母ペルサントクリール、美浦・武藤善則)
母系から芝適性がカギになりそうなタイプではあるが、
7/25に美P65.1-12.0の水準級の時計はマークするなど、
ここ二週の時計は十分及第点。
併せ馬で遅れがない点も評価できる。
ファスリエフ産駒らしい仕上がりの早さと
内枠スタート・減量騎手起用による積極策に期待したい。
【無印の人気馬】
サーマウント
(牡、父Motivator、母レディバウンティフル、美浦・古賀史生)
入厩二本目の7/11に早くも美坂52.5馬也、
併せ馬でも常に優勢なあたり、
ノースヒルズの馬らしく牧場でもソコソコ乗り込まれてきたようで、
時計の印象は決して悪くない。
ただ、あまりパッとしない馬が多い上に、
初戦の芝短距離向きの素軽さという点で不安のあるMotivator産駒。
古賀史厩舎の大型馬の初戦にしては
あまりビシビシ追っていないのも気になるところ。