◆2回京都3日
京都10R 3歳オープン 芝1600m エルフィンS(OP) 牝
◎(08)タガノキャンドル
○(09)サンシャイン
▲(11)ウイングザムーン
△(03)ラフレーズカフェ
△(06)クッカーニャ
【見解】
全体的にスタートうまくない馬が多い印象。
【各馬短評】
タガノキャンドル
(牝、父アグネスタキオン、母ブゼンキャンドル、栗東・松田博資)
前走のネモフィラ賞は、
太目残りと開幕週らしいスローの前残りの展開に泣いた格好。
デビュー戦から二戦連続で素質馬・アドマイヤレイ相手に
先着を果たしているように、
牝馬限定のこのメンバーに入れば最上位クラスの素質馬。
広いコースでの巻き返しに期待したい。
サンシャイン
(牝、父ハーツクライ、母バルドウィナ、栗東・藤岡健一)
前走のシンザン記念(G3)は、
内・先行有利の馬場で大外枠から出遅れ最後方からの競馬。
あの位置取りでは上がり最速の末脚でもさすがに届かない。
決め手はこのメンバー相手でも見劣りしないだけに、
スタート五分での巻き返しに期待したい。
ウイングザムーン
(牝、父アドマイヤムーン、母ウイングキャット、栗東・飯田明弘)
デビュー戦はイレ込んで力を発揮できなかったが、
前走は外々回りながらも終始楽な手応えで快勝。
まだフワフワとした走りで若さが残る現状ではあるが、
デビュー前から調教で動きの良さが目立っていた素質馬。
地味な鞍上で人気になりにくいタイプだけに要注意。
ラフレーズカフェ
(牝、父マンハッタンカフェ、母ロリポップガール、美浦・小島太)
今までの戦歴から人気を集めそうだが、
トレーニングセール出身馬らしい
完成度の高さをアドバンテージにしてきた馬だけに、
これ以上の上積みという点で疑問が残る。
マイル戦でこのメンバー相手だと決め手でも見劣る印象。
クッカーニャ
(牝、父フジキセキ、母ドリームスケイプ、栗東・西園正都)
待望の距離延長だった前走の未勝利戦は、
好位のインでうまく脚を溜めながら追走し、
最後の直線で前を行く二頭の間を突き抜け快勝。
やはりマイル前後の距離が合っている印象で、
ここでも楽しみな素質馬であるのは間違いない。
ただ、ここ最近の時計の掛かる馬場を考慮しても、
西園厩舎にしてはこの中間の調整がかなり地味な点は気になる。
今回は久々で仕上がりがカギになりそう。
あとは、課題のゲートを無事クリアして
流れに乗れるかがカギ。