3歳クラシック路線の予想も残すところオークスとダービーのみとなりました。
この2レースを仕留めるためには、前走までの復習が重要になります。
今回も引き続き、メルマガ「競馬力養成講座」で配信した
4月以降のクラシック路線の予想サンプルを公開します。
皆様の馬券検討にお役立てください。
オークスとダービーの最終結論は、
予定通り競馬力養成講座で配信しますのでお楽しみに。
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■■4月18日(日)の予想■■
◆3回中山8日
中山11R 3歳オープン 皐月賞(G1) 芝2000m
◎ヒルノダムール
○ローズキングダム
▲ヴィクトワールピサ
△リルダヴァル
△ゲシュタルト
△ネオヴァンドーム
【見解】
フルゲート18頭で大混戦。
馬場の回復具合がカギになりそう。
【各馬短評】
ヒルノダムール
(牡、父マンハッタンカフェ、母シェアエレガンス、栗東・昆貢)
前走の若葉Sは、
ペルーサに終始閉じ込められる形になり負けはしたが、
ハイペースな厳しい流れでも大崩れしなかった点は評価できる。
この中間は、もともと調教動く馬とはいえ、
二週連続栗坂51秒台中盤ラスト1F12.1と
デビュー以来一番の動きを披露。
外枠なのでうまく脚を溜められるかがカギだが、
ゲートに課題があるので後入れの偶数枠は歓迎。
人気を覆す一発に期待したいところ。
ローズキングダム
(牡、父キングカメハメハ、母ローズバド、栗東・橋口弘次郎)
デビュー以来馬体が減り続けている点は気になるが、
レースセンスの良さ・追ってからの反応・気性面など、
完成度の高さではこのメンバーでは最上位。
この中間は今週栗坂51.6-12.6をマークするなど
今までにないキツイ調教を消化しており、
前走からの上積みは十分。
調教後の馬体重450kgなら及第点といえそうで、
好位のインで脚を溜められそうなこの枠なら
大崩れはなさそう。
あとは馬場がどれだけ回復するかがカギ。
ヴィクトワールピサ
(牡、父ネオユニヴァース、母ホワイトウォーターアフェア、栗東・角居勝彦)
今までの戦歴やパフォーマンスから
この世代トップクラスの素質馬なのは疑いようのないところ。
ただ、前走の弥生賞は、
終始内々を回って最内枠を最大限に生かす
完璧な競馬だったのも確か。
この中間の調整はG1に挑むにしてはやや手緩い感もあり、
前走道悪で走った反動が気になるところ。
リルダヴァル
(牡、父アグネスタキオン、母ヴェイルオブアヴァロン、栗東・池江泰郎)
前走は質・量とも十分に乗り込まれてはいたが、
レースでは直線でモタれる面を見せたりと、
いかにも長期休養明けといったレース振り。
ただ、それでも大崩れしなかったあたり、
改めて素質の高さを示したといる。
この中間は今週ジョッキー騎乗ながら
DP64.4-10.6の破格の末脚をマークするなど、
前走よりも素軽さが増しており、
休養前の出来に戻っていれば侮れない存在。
ゲシュタルト
(牡、父マンハッタンカフェ、母エンドレスウェルズ、栗東・長浜博之)
前走のスプリングSは、
前々走とは一転して好位で折り合うスムーズな競馬で、
強力メンバー相手の2着は大いに評価できるもの。
この中間の追い切りではテンに行きたがる面を見せるなど
まだ幼さが残る現状で気性的にアテには出来ないが、
再度内枠を引いただけに、
折り合って道中ロスなく運べば面白い存在。
ネオヴァンドーム
(牡、父ネオユニヴァース、母プリンセスカット、栗東・藤原英昭)
休み明けで仕上がりがカギになるが、
入厩後初時計でいきなり
CWラスト1F12.9を馬也でマークするなど、
牧場でしっかり乗り込まれてきた印象。
このメンバーに入ると完成度で見劣るが、
相手なりのしぶとさがあるタイプだけに要注意。
【無印の人気馬】
アリゼオ
(牡、父シンボリクリスエス、母スクエアアウェイ、美浦・堀宣行)
前走のスプリングSは、
前々走のようにテンションが上がりすぎることもなく、
自分のペースで気分良くレースが出来たことが勝因。
ただ、気性・折り合いを考えると、
距離延長は決して歓迎とはいえないタイプだし、
大外枠で溜めが利かず直線失速する可能性も十分。
一週前の重苦しい時計も気になるところ。
エイシンアポロン
(牡、父Giant's Causeway、母Silk And Scarlet、栗東・岡田稲男)
今週ジョッキー騎乗ながら栗坂49.8-12.1の
破格の一番時計をマークするなど、
この中間はデビュー以来一番の出来といった印象で、
好位で立ち回れる中山コース向きの脚質も魅力。
ただ、前走は同馬が得意とする重馬場で、
内枠スタートを生かして内々をロスなく回り、
4コーナーから最後の直線にかけては
ベストブルームが外に膨らんで内がポッカリ空くという、
あまりにも恵まれた一戦。
馬場がかなり回復して来るようなら、
このメンバー相手では決め手不足を露呈する可能性は十分。
ハンソデバンド
(牡、父マンハッタンカフェ、母クラウンアスリート、美浦・尾形充弘)
前走の共同通信杯でアリゼオ、ダノンシャンティに先着したことで
ここでもソコソコ人気になりそうだが、
両者ともスローペースで折り合いを欠くなど
相手の自滅に助けられた感もあった一戦。
同馬自身も行きたがる面があるなど
もともと折り合いに不安を抱えている上に、
ピッチの利いた走りからさらなる距離延長は疑問。
レーヴドリアン
(牡、父スペシャルウィーク、母レーヴドスカー、栗東・松田博資)
このメンバー相手でも通用する素質馬だが、
大トビで不器用な追い込み脚質は、
中山のフルゲートではいかにも不向きといった印象。
調教目立たない実戦タイプとはいえ、
一週前にマークしたCW67.3-13.7一杯という
かなり重苦しい時計も気になるところ。
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