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2回京都3日
京都9R 3歳オープン エルフィンS(OP) 芝1600m
◎ヴィクトリーマーチ
○ストレンジラブ
▲グリューネワルト
△エーシンリターンズ
△プリムール
△メルヴェイユドール
【見解】
クラシック路線に向けて楽しみな馬が揃った注目の一戦。 既存の勢力図を塗り替えそうな素質を感じる◎に期待したい。
【各馬短評】
ヴィクトリーマーチ
(牝、父アグネスタキオン、母ヴィクトリークライ、栗東・大久保龍志)
前走のデビュー戦は、 走破時計・着差とも物足りなかったのは確かだが、 着差以上に余力十分の勝ちっぷり。 馬体の良さやデビュー前から栗坂ラスト1F12秒台前半の 破格の末脚を連発しているあたり、 クラシック級の素質は十分。 押し出された人気になりそうなのは気に入らないが、 この中間は中一週ながらビシッと追っており、 一叩きの上積みもありそうで、 キャリアの浅さを補って余りある魅力を感じる。
ストレンジラブ
(牝、父ネオユニヴァース、母フェアリークイーン、栗東・牧浦充徳)
前走はさらに馬体が減ってしまった上に、 向正面で手綱を引っ張りスムーズさを欠いたし、 3~4コーナーで外々まわる消化不良の競馬。 ただ、3走前に阪神JF2着のアニメイトバイオに先着するなど、 素質的にはこのメンバーでも上位。 好位で立ち回れるスピードもあるだけに、 距離短縮はむしろプラスになりそう。 あとは間隔を空けたことで、 減った馬体が戻って来るようなら、 巻き返しの可能性は十分。
グリューネワルト
(牝、父スペシャルウィーク、母シェーンクライト、栗東・岡田稲男)
前走は初の小回り・左回りコース・スローの瞬発力勝負で伸びを欠いたが、 前々走の白菊賞が内容からは、このメンバーでは素質上位の存在。 この中間は実質一本しか時計を出していないが、 これはグリーンウッドでしっかり乗り込んで来るいつものパターン。 内枠・距離短縮・右回りコースでの巻き返しに期待したい。
エーシンリターンズ
(牝、父キングカメハメハ、母エイシンサンサン、栗東・坂口正則)
前走は7番人気と驚くほど低評価だったが、 「次走狙い馬」でもピックアップしていたように、 もともと素質は感じていた馬。 好スタートからインで脚を溜めて、 直線でうまく馬群から抜け出すロスのない競馬だったのは確かだが、 モタれる面がだいぶ解消されてきたのは収穫。 この中間は栗坂ラスト1F12秒台前半の末脚をマークするなど、 さらに良化気配。人気薄となりそうなここは要注意。
プリムール
(牝、父キングカメハメハ、母ポニーガール、栗東・荒川義之)
前走は道中外々まわりながら、 最後までバテない好内容。 初のマイル戦になるが、今までのレース振りからは 距離延長は問題のなさそうなタイプだし、 内枠替りでロスの少ない競馬ができそう。 ただ、デビュー以来馬体が減り続けている点がネック。 馬体重は要チェック。
メルヴェイユドール
(牝、父フジキセキ、母ゴールデンサッシュ、栗東・池江泰郎)
前走はスタート出遅れ、溜めのないまま大外から進出し、 直線ではステラリードと接触する不利もあり、 本来の力を出し切れずに終わってしまった。 今回もゲートをうまく出られるかが最大の課題だが、 小柄で非力なところがあるので、 京都の平坦・外回りコースは合いそう。
【無印の馬】
アイアムルビー
(牝、父Saint Liam、母Cativa、栗東・長浜博之)
前走の実績が買われてソコソコ人気になりそうだが、 内をロスなく回る完璧な競馬。 血統・フットワークから、さらなる距離延長はマイナス。 このメンバー相手の芝のマイル戦では決め手不足。
アドマイヤテンバ
(牝、父クロフネ、母アドマイヤグルーヴ、栗東・橋田満)
前走は中一週の長距離輸送・初のマイル戦・不利な大外枠と 条件的にもかなり厳しいものがあったし、 スタートで出遅れてしまっては大敗も仕方なし。 この中間は今までになくビシビシ追われており、 2度目のマイル戦で巻き返しがあっても不思議ではないが、 まだ馬が目覚めきっていない現状。 人気先行タイプでもあり、軽視したい。
カクテルローズ
(牝、父タニノギムレット、母ドラマチックローズ、栗東・池添兼雄)
今週ジョッキー騎乗ながら栗坂52.5-12.5と デビュー以来一番の時計をマークしており、 中一週続きながら体調は良さそう。 ただ、前走は道中掛かるのをインでなだめて、 直線でうまく外に出す鞍上の好騎乗。 出遅れ癖や道中掛かる面は相変わらずなので、 大外枠で溜めが利かずに脚を使ってしまいそうな今回は、 軽視してみるのが面白い。
サウンドバリアー
(牝、父アグネスデジタル、母スリーピングインシアトル、栗東・安達昭夫)
前走はソコソコのメンバー相手に 最後方から鮮やかな差し切り勝ちだったが、 ハイペースで展開が嵌った感は否めない。 本質的にはダートの方が良さそうなタイプでもあり、 このメンバー相手の芝のマイル戦では決め手不足。
メイショウスズラン
(牝、父キングカメハメハ、母クィーンズダガー、栗東・池添兼雄)
もともと調教は動かないタイプだったが、 一週前にCWラスト1F11秒台の 鋭い伸び脚を披露するなど、この中間はさらに良化気配。 前走の内容からは距離延長もプラスとなりそう。 ただ、まだ良化の余地を残す状態なのも確か。
マシュケナーダ
(牝、父アグネスタキオン、母ケイウーマン、栗東・安田隆行)
素質的にはこのメンバーでも見劣りしないが、 心身ともに良化途上の印象だし、 取消明けで順調さを欠く調整過程。 ちょっと手を出しづらい。
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